[キーウ(キエフ) 23日 ロイター] - ウクライナの主要農産物輸出はロシアのウクライナ侵攻以降、前年比でほぼ半減している。農業省が22日、データを発表した。

ロシアがウクライナに侵攻した2月24日から8月15日までの農産物輸出は1000万トンで、前年同期の1950万トンを下回った。

2022年のウクライナ穀物収穫量は5000万トン前後と、過去最高だった21年の8600万トンから落ち込む見通し。

2月24日─8月15日の農産物輸出の内訳は、トウモロコシが380万トン、ひまわりの種が140万トン、ひまわり油が100万トン、小麦が64万トン。

その他、大麦、大豆、大豆油、ひまわりミール、大豆ミールなども輸出している。