パタゴニアが出資 マイクロプラ流出を防ぐ洗濯バッグ開発の背景
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衣類の6~7割に化学繊維が使われていること、それが洗濯時に摩耗し家庭から下水処理場へ、下水処理場を通り抜けて海へと流れ、マイクロプラスチック問題に繋がっていること(エレン・マッカーサー財団のレポートによると、毎年衣類の洗濯で海に流出するマイクロプラスチックはペットボトル500億本に相当)。
これを認識している生活者がまだまだ少ないため、まずは洗濯時のマイクロプラスチック問題への意識を高めることを目指す商品だというグッピーの位置付けに共感します。
これに加えて、洗濯時の温度(低いほうがよい)、洗剤(研磨効果のない液体洗剤がよい)など、個々人で行動に繋がる発信ができるとよいと思います。
グッピーは繊維のはがれ落ちを防ぐ機能がある洗濯バッグのため、どのような繊維の衣類の長持ちにも繋がるという、環境的側面以外のメリットを前面に打ち出せるところも、生活者に刺さりやすい特徴であると思います。
最近では放出されたマイクロプラスチックを濾し取る洗濯機フィルターも開発されており、繊維の摩耗自体を減らすグッピーとの組み合わせによる相乗効果も期待されます。なるほど!先日パタゴニアで経年劣化したシェル(裏地のプラスチック部分が剥がれてきていた)を購入時の半額で買い取ってもらい驚きました。リサイクルに使うのかと思っていましたが、きっとマイクロプラ流出を防ぐ意図もあったのですね。納得です。出資も積極的にやっているんですね。さすがパタゴニア。
洗濯ネットって大事なんだ…
と、その存在意義を痛感した記事でした。
ちなみに値段は下記の通り。
グッピーフレンド・ウォッシング・バッグ(洗濯ネット)
¥3,960 (税込)
意外と高いじゃん。と思った人も多いのではないでしょうか。
なぜ洗濯ネットが必要なのか、なぜグッピーでなければならないのか、
グッピーがこの値段なのは長い目で見ればお得になる…、、
よりわかりやすい表現で世の中へ浸透させることが急務ですね。
楽しみです。