【復権】金融、アニメ、スポーツ。「シン·ドコモ」の勝ち筋は
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NTT(ドコモ)は優秀な日本技術者の総本山と思うので、ぜひ頑張ってほしいのですが、何かと「iモード」、ちょっと呪縛に遭っているのではと感じます。もっと技術者の人たちが好きなことをできるような環境があってもいいのでは?
ちなみに、ほんの数年前に「NTTは未だに顧客のことを加入者と呼んでいる」と指摘されいましたが、今は変わったんでしょうか。iモード時代の成功者がスマホ、SNS時代の反省を燃料に世界に打って出る、というストーリーはオールドルーキー的な展開としては素敵ですが。今のNTTdocomoには『世界を変える挑戦のために入社しました!』というよりは(もちろん良い意味でもありますが)『安定した会社で失敗なく勤め上げたい』というモチベーションが強い人が多そう。国内での競合とのポジショニングであり、歴史的な背景や風土であり、そもそも自分たちが『負けた』と思っているかどうか、など、新しいことを始めるにはなかなか難しい位置にいることがポイント。安定した企業がいかにしてイノベーションを起こすのか、という社会実験をしているのをリアルタイムで追えるようなものなので、今後の動きに注目です。
大きなイノベーションを一度起こした企業が、二の矢、三の矢を次々に打ち出せることが極めて稀なのは、言うまでもありません。
20代後半以降の方には懐かしささえ感じられる「iモード」で、電話を「話す」から「読む、遊ぶ」に変えたNTTドコモ。ところがスマホ時代になって海外勢に押されっぱなしで、変革期にあることは、6月に井伊社長のインタビューでお届けした通りです。
じゃあそれを現場の仕切り人はどうみているのか。iモードローンチ翌年に入社し、全盛期に「中の人」として過ごすなど長年コンテンツビジネスに関わり、ドコモの酸いも甘いも知っている前田義晃副社長にインタビューしました。
なぜ次のヒット作がなかなか出せなかったかの反省や秘話から、今の事業への手応え、そして新時代のサービスづくりに欠かせないものとは。NTTグループには珍しい中途採用の幹部で「異能」とも言える前田氏の考えをご覧いただければと思います。