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長射程ミサイル、「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い

読売新聞
政府が導入を決めている長射程巡航ミサイルについて、1000発以上の保有を検討していることがわかった。台湾有事も念頭に、南西諸島から九州を中心に配備し、弾道ミサイルを多数配備する中国との「ミサイル・ギャップ」を埋める狙い
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長射程ミサイルの保有目的が、中国とのミサイルギャップを埋めることにあるのかは疑問だ。弾道ミサイルと巡航ミサイルの弾頭の速度と威力が異なるからだ。巡航ミサイルの長所は精密打撃能力で、攻撃意図と結果評価を明確にさせやすい。他方で、速度が遅いため迎撃されやすく、破壊力に乏しいために、堅牢化された目標への効果が期待できない。巡航ミサイル1000発構想の検討は、スタンドオフ防衛能力と補完的に運用して、広域の敵洋上戦力に対する攻撃と、限定的な対地攻撃能力ということになろう。後者は日本一国では効果を上げることは難しいことから、日米共同作戦の際の支援攻撃と位置付けるということではないかと思う。
敵基地攻撃能力の保有は喫緊の課題。近隣諸国は皆んな持っているから反対できないはず。
「弾道ミサイルを多数配備する中国との「ミサイル・ギャップ」を埋める狙いがある」

この「ミサイルギャップ」を巡航ミサイル1000発で埋めるという理屈がよくわからない。
地対艦ミサイルを地対地、艦対地、空対地のマルチプラットフォーム化に改良するのですね。これが1000発あれば、北朝鮮も中国も反撃を恐れて攻撃しにくくなるでしょう。日本人の命を守るレベルが上がります。ただ12式は亜音速のミサイルですから防空網に防がれやすいので、スクラムジェットによる極超音速などの新しいミサイル開発も必要です。
概算要求の時期なのでこう言ったニュースが続きます。
政府が導入を決めている長射程巡航ミサイルについて、1000発以上の保有を検討していることがわかった、と読売新聞が報じています。
「政府は年末に改定する国家安全保障戦略などで、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有を打ち出す見通しだ。改良型ミサイルは「反撃能力」の中核となる。早期に1000発以上保有するには、ミサイル開発に携わる企業の生産ラインを増やす必要がある。防衛省は関係企業の設備投資を支援する制度を創設する方針で、23年度予算の概算要求に関連経費を盛り込む方向」