Facebookが社運をかけたメタバースは、批判を乗り越えて存在感を見せることができるか
コメント
選択しているユーザー
視覚と聴覚以上の体験がない限り、
Second Lifeと同じ末路にしかならんでしょ。
NFTもただの投機遊び。
月の土地が仮想空間に変わっただけ。
使い古されたいつもの手法。
乗り遅れまいと投資したところで
日本が先を走ることなんてないのに。
他の新しい価値を模索した方が建設的。
注目のコメント
メタバースと呼ばれるものの定義や機能が人により、サービスにより千差万別なので評価が難しいところなのですが、正直見え方だけで評価するのは早計なように思います。
没入空間でのアバターによる交流で大事なのは、リアルタイムな空間情報やジェスチャー、表情などで、参加する人数が増えるほど、ジェスチャーや表情の情報が増えるほど、処理や通信にかかる遅延を短く志向すればするほど、技術的な難易度は指数関数的に増加していきます。
複数のMetaのデモを見ている限り、まずはあくまでビジネス用途に特化して(上半身だけでいい、移動を考慮しない等)、その上で上半身の身振り手振り、顔の向きや傾き、表情などはしっかりリアルタイムに扱う、10人程度以上の双方向同時接続処理を汎用環境で実現するという点に特化しているように見えます。そうだとすると、主に批判の対象になっている表現の簡便さは、むしろ戦略的な選択のはずです。
今回のデモ画像に今最先端のVRワールドの画像を比較して揶揄する投稿が目立っていますが、上記の条件をすべて揃えた上での比較なら意味があるものの、前提となる動作環境や同時接続数、遅延、付帯サービスの種類などの組み合わせが違う中で、一つの指標の優劣を比較して評価することにはあまり意味はありません。コンビニの食材の質と、フレンチレストランの質とを比較しても、前提や対象とする市場が異なるわけで、どちらが正しいというものではないのと同じです。
PCなどの端末やウェアラブルデバイスだけ、クラウド側だけでこれだけの同時接続環境をワールドワイドに、汎用に提供するとなると、意外にMetaクラスでないとできなことはいろいろあるように思いますし、一度没入型の空間情報がある環境に慣れてしまうと、なかなかフラットな画面を通したインターフェースには戻れないくらいに快適になる可能性も十分にあるでしょう。画質や表現などは、それらの快適さを一度プラットフォームに束ねてしまう価値に比べれば、いくらでも後から対処できる質という判断は大いにあり得ます。
我々が現在進めているコモングラウンドという考え方は、さらにここに環境側のサポートを加えることで、同時接続やモダリティの種類、制御点や遅延がおしなべて次レベルの環境構築を志向しているのですが、その視点から見るとMetaの動きは相応には意味があるように見えます。画像で批判されるのかわいそうですが、確かにあの写真をみてWOWと思う方が少ないでしょうね…
Meta Quest2買いましたが、重さUXUIなど色々課題があり、まだ全然進化できる余地沢山あると思います。今後も期待して行きたいです。なんだかやたらとザッカーバーグCEOのアップした画像がそこら中で批判の対象になっているようなんですが、なんとなく昭和の世代としてはビルゲイツがブラウザ戦争とかで批判されていたのとオーバーラップしてしまったので、歴史は繰り返す系の記事をYahooに寄稿してみました。
まぁ、フランスとスペインでサービス開始するから、とりあえずエッフェル塔とガウディらしきオブジェクトを背景に写真撮れば良いんだろ的な感じが出ちゃうのが、ザッカーバーグらしい逸話だなぁと思ったりもするんですが。
個人的にはHorizon Workroomsの技術的な完成度の高さには驚いた側の人間なので、Horizon Worldsも何かしらブレイクスルーしてくれると良いなと思ったりしております。
どうパートナー企業が使いたくなるプラットフォームにできるかがポイントですよね。
今のところは、あまりそういうオープンなアプローチが見えてこないのが気になるところです。