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世界中で少子化が止まらない「本当の理由」をノルウェーの人口経済学者が解説

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    大阪公立大学 准教授

    環境負荷と資源の制約から、既存の経済体制はもう限界だ、という認識が世界中が高まっています。

    女性は子供を産む時に、当然このことを考えるでしょう。教育を受けた方なら尚更です。子どもたちが安心して暮らせる環境を保障できないのであれば、産むという選択肢は減って当然です。
    加えて、人口は資源とエネルギーに応じて増減します。それらの制約が分かっており、なおかつ技術的解決策が十分に見つかっていない中、人口減少局面なのはある意味当たり前だと感じます。


    以下、歴史人口学者・鬼頭宏先生のナショジオでのインタビュー記事が興味深いので引用します。江戸時代の人口減少の原因として、人々の「エコ意識」の高まりを指摘されてらっしゃいます。
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110907/283254/?ST=m_column&P=2

    (一部を要約。原文は上リンクより)
    日本を例にとると、縄文期には気候変動による食料供給減で急激な人口減少があったと言われてます。その後、弥生時代に稲作導入により人口増。平安時代まで増え続けるが、やはり気候変動による食料生産減により人口減。室町から江戸時代にかけて貨幣経済発展、生産力向上により人口増。だが、その後やはり人口減。「鎖国の日本では、食料もエネルギーも完全に自給。ここで人口の増減が止まったのも、当時は3200万人という人口が、日本列島の自給自足システムが許容する、最大限の人口だったためと考えられますね」。

    ただし、江戸の少子化は食料とエネルギー、自然災害だけが要因ではなく、人々の「エコ意識」もあったと指摘されています。

    「1666年に『諸国山川の掟』という森林開発を制限する掟も幕府から出されていることからわかるように、江戸時代の人々はすでに、文明が招く環境破壊の意識、つまり今でいうエコの意識を持っていたと考えられます。飢饉など自然の力を目の当たりにした江戸の人々が、将来の明るくない展望と、環境負荷をかけたくないという心理から、無意識に子孫を増やすことにブレーキをかけた。そうして江戸時代の少子化を招いたというのも大きいでしょう」


注目のコメント

  • 文学研究者 特任教授

    女子教育を制限する(https://news.yahoo.co.jp/articles75e672a68934dbea5fc3630448ffe69a150ccb2e)イスラム教的社会では少子化にはなっていない。女子教育普及と少子化は明確な相関関係がデータであるので、女子教育を制限させたい向きもあるですよね。明確に表明すると大炎上するので、遠回しに主張する方もいるようです。
     ただ何人かの女子教育制限派の方は、ご自分のお嬢様には高学歴であってほしいそうで笑、まあそういうことで、世の中大体こういうことだったりしますね。


  • Climate Tech @Seattle / ex-PE & FSA

    現在の出生率が未来永劫続くという(まあ合理的には見える)仮定を一旦横に置いてみると、どうでしょう。

    資源制約が人口増加率に大きな影響を与えるとすると、人口は増えたり減ったりを繰り返しながら、ほぼ安定したレンジ内に落ち着くと考えるほうが、「人口減少が永久に続く」という予測よりも正しそうです。


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