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セントルイス連銀のブラード総裁といえば、2013年に量的緩和の縮小がFOMCの俎上に上った時、いち早く早期開始を匂わせた人ですね。新型コロナウイルスが襲った直後の2020年3月には失業率が30%に達する可能性に言及し、インフレへの警戒感がまだら模様だった昨年6月に、FRBが2022年後半に利上げに動く可能性を早々と語っていらしたと記憶しています。インフレの加速で結果的に当時のブラード総裁の発言より遥かに早く急速な利上げが始まったわけですが、先陣切って政策の動きを発信なさる総裁というのが印象です。
消費者物価も卸売物価も足元で多少落ち着いたように見えますがまだまだインフレ率は高く、ブラード総裁は23年くらいまで消費は強いとみていらっしゃるようです。失業率は完全雇用状態の3.5%で雇用は総じて強く、平均時給も上がり続けていますので、0.75%というのもあり得る話でしょうが、景気に減速感が出てリセッション入りを懸念する向きもあり、引き締めペース緩和への期待も出ています。本当のところどちらに動くのか、難しい舵取りが求められる中、気を揉む日々が続きます (・・;
急ピッチで利上げをするほど、景気後退が早まる。そんな予想が投資家の間に醸成されていることが、株価の反転やドル円の上値の重さに表れているように感じます。
いずれにしても、来月FOMCまでに公表される物価統計や雇用統計次第でしょう。
どのモデルを想定するかにもよりますが、大まかには自然利子率を超えた政策金利の幅と期間によって物価や景気を抑えられます
0.25の刻みはどこまで重要かというのはどちらかというとシグナルとしての作用が大きいと思います
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%ポイントの利上げ実施に賛成することに傾いていると述べたそう。