日鉄君津「重篤な事案」と謝罪 シアン基準超過は37回
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よく分からないんですけど、
「2017～19年に水質汚濁防止法に基づく5回の自主測定、18年2月からことし8月15日までは自主管理の一環で423回の自主測定を行い、うちシアンは39回、全窒素は173回の基準超過があった」
のに放置してたという事なんですかね？
これ自体を隠蔽してたという話なの？
注目のコメント
千葉で起こったことなので千葉の新聞が詳しく報じている。
問題があったのは6月。
以下記事によれば、脱硫液が敷地外に漏洩し、流入した水路は魚が死んで浮かび上がり、下流にある小糸川も赤く染まった。
既に県からは行政指導が出た後ではあるが、今回は調査結果報告ということになる。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/948759
(以下記事より抜粋)
県や市消防本部によると、１９日午後０時３５分ごろ、付近住民から「日本製鉄近くの水路が赤くなっている。魚が死んでいる」と１１９番通報があった。消防が駆け付けたところ、国道１６号沿いの水路が約２・７キロにわたって赤茶色になり、魚が死んで浮いていた。
同２時半ごろ、日本製鉄から県と市に「タンクが破損して液体が場外に漏れた」などと連絡があり、流出が判明。市は水路とつながる小糸川も赤く染まり、魚が浮いているのを確認した。
石炭をコークスに加工する工程で使う脱硫液の一時保管タンクに穴が空き、計３千立方メートルが敷地内に漏れた。一部が排水溝を伝わって水路に流れ込んだとみられる。脱硫液はチオシアン酸アンモニウムという物質を含み、鉄と反応すると赤くなるという。
(以上記事より抜粋)
また、シアンに関して
シアン化物は、シアン化物イオンが外れ(遊離)、水素イオンと結合してシアン化水素になることによって毒性を示す。
シアン化水素とは、特有のにおいを持つ気体。シアン化水素の毒性は急性毒性で、体内に入ると呼吸障害が起こり、最悪の場合死亡する。
下水道法で工場排水の水質基準は決まっている。シアンに関しても決まっている。
https://www.env.go.jp/water/impure/haisui.html
ISO14001はこの工場は勿論取得しているが、審査はどうなっていたのだろうか。
https://www.eco-tech.nipponsteel.com/corporate/environment/iso14001.html謝罪会見でよく見る40代〜70代男性黒髪中肉中背が複数人で一斉に頭下げるシーンなくせないのかな。頭下げても何も変わらない。河野太郎大臣が取り止めた大臣会見と同じく、昭和の遺物なんだからなくせばいい。
そしてその数秒のシーンを鬼の首をとったかのように毎度毎度トップ画像に使う報道機関ってどういうつもりなんでしょうか。
報道機関といえば誤報について謝らないでお馴染みで、報道機関の責任者が頭を下げているシーンの写真についてはとんと見たことがない気がしますがこれは気のせいでしょうか。
報道機関からしたら、社会から求められている画をとって流しているだけですという感想だろうか。求められなくなればやめますよと。
だとしたら、居間で毎日連日芸能人のスキャンダルばかり流す地上波テレビにかじりついてる主婦やご隠居たちと、経済メディアにかじりついてるビジネスパーソン様方は実は同じ穴のムジナということか。大企業などの責任ある成功した壮年男性が謝る姿を見て溜飲下げるという後ろ暗い欲望をみんな抱えているのか。
そう言われたらなんか気分が晴れてきた気がするな不思議だ。よく知らないのですが、こういう事案って営業停止にならないのですかね？
私自身、中国駐在して「安全・環境」も含めたコーポレート全体を統括したから知ってる、そして気になるだけなのですが、中国ならソッコー営業停止＋多額の罰金、当局が納得する再発防止の対策を講じるのは当然のこと、下手したら経営者や管理者に刑事罰まで与えられて（交代させられて）初めて営業再開になる。
