「良い作品は良い環境から」一歩先行くNetflix、日本のエンタメ業界を巻き込めるか
コメント
選択しているユーザー
リスペクト、これは全ての組織でとっても重要と思います。昨日もアニメ制作会社が苦労しているという記事がありましたが、ストリーミング業界だけでなく、エンタメ業界全体が変わらなければと改めて思います。
注目のコメント
「誰でも意見を言いやすい現場の雰囲気が海外にはある」これはNetflix社のフィードバックという仕組みそのものです。Netflixでは上司でも同僚でも、今の発言は良くないとか仕事の進め方を修正した方がいいと思ったらすぐに直接伝えることがルールとなっています。日本のNetflixでも行われています。ギスギスするのではないかと思う方もいるかもしれませんが、相手をやっつけるのが目的ではなく、相手がより良くなるために相手が理解しやすい伝え方を工夫するので心配は不要です。それでも高圧的な態度や言動が直らない人は会社を辞めなければなりません。
これは半年ほど前、Netflixジャパンの方から直接じっくり聞いたことです。ノー ルールズという書籍にも詳しく書かれています。経営者や組織を管理する立場にある人は必読です。リスペクトトレーニングはNetlfix発ですが、Netflixが業界に広めたいという意向なので、今やNHKのドラマ作品には全部はいっています。このようなハラスメント研修をしてから作品にはいるのは、フランス、韓国ではすでに標準となっています。問題は予算です。日本の制作会社はハラスメント防止の予算をだしていません。フリーランスの方たちはボランティアで受けるしかない状況になります。韓国のmetooのおかげで韓国エンタメは労働環境が整い、それが世界にヒットする作品を生み出しています。日本もアカデミーを狙うならまずは働く人の足元からでしょう。