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VRに「匂い」で高い没入感--多感覚メタバースで新たな体験が生み出される可能性

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    東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授

    匂いがVR体験の質を向上させるのは間違いないのですがいくつか困難な点があります.

    まずは匂いの基底が多すぎるという点です.視覚のようにRGBの3つの基底を持ってくればOKとなれば楽なのですが.これについては記事中にあるように近似的には再現できる,というような方向である程度いけるのかもしれません.
    次の問題はリフレッシュが大変ということです.匂い物質が空間中に漂っていると,次の匂いに変更しようとしたときにそれを洗い流してリフレッシュする必要があります.なので記事中にある事例のように,ある特定の匂いのみを1回漂わせる,というような場合にはOKですが,それを頻繁に切り替えるというようなときには難しくなります(やりたいかは別として)
    あとは順応の問題などもあります.匂いの変化は気づきやすいですが,その環境にしばらくいるとその匂いに慣れてしまい気づきにくくなります.

    といろいろ課題を書きましたが,一方で匂いで記憶が想起されることも多いように,体験と匂いはかなり強烈に結びつきます.個人的には,旅行に行ったときに日常の匂いとの違いはかなり敏感に感じているように思います.(何か空港の匂いってありますよね)
    VR体験の向上には確実に効くので,今後の展開が楽しみではあります.


注目のコメント

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    株式会社ローランド・ベルガー パートナー

    没入感や臨場感を高めるアプローチには、デバイス側と人間側の両方があり得る。後者は、わかりやすくいえば催眠術のようなもの。バーチャル空間があたかもリアル空間であると思い込むような心理的アプローチも考えられるのではないか。プラシボのように、科学的に信じ込ませるアプローチと組み合わせるのも一案だろう。但し、そもそもそれだけの高い臨場感を本当に必要とする利用シーンと、そこまでは必要ではない利用シーンを分けて考えることも必要。例えば避難訓練など業務上リアリティが高い方が良いシーンなどが前者に含まれるだろう


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    iU(情報経営イノベーション専門職大学) 学長

    匂いを調合して出す仕組みは20年以上前から研究されていて、デジタルサイネージと組み合わせた映像+匂いのシステムも実用化されてきた。VRでの応用もあり得る。問題は、匂いは出せても「消す」のが難しいこと。モヤモヤ残る問題を解決できればね。


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