「死ぬまでにLGBTフレンドリーをなくしたい」部屋探しで起業
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かつてパートナーと男同士で部屋探しに苦労した須藤啓光さんは、ほかにも同じように困っている友人らの存在を知り、金融業から脱サラして、LGBTの人たちの家探しをサポートする事業で起業しました。「LGBTフレンドリーというカテゴリそのものを無くしたい」と語るソーシャルアントレプレナー(社会起業家)。働き方や生き方、存在がもっと増えて身近になれば、と思います。
LGBTQ+の問題は多く取り上げられていますが、不動産でも苦労があるといのは初耳でした。
個人的なイメージですが、「大家さん=中高年層」を想像します。若者を中心として声が上がっているこのLGBTQ+の問題ですし、会社と違い「社会的にこういう流れだから」という動きが起きにくそうです。そのため、大家さん層に理解をしてもらうのは難しそうだ、と思ってしまいました。この十数年でLGBTに対する捉え方は大きく変化しているものの、「部屋探し」など人生や生活に密接に関わる部分で未だ障壁が残っています。さらに高齢者などの「住宅弱者」問題も深刻化する中、「will&can」を上手く組み合わせ、社会課題に向き合う事業に邁進する須藤さんにお話を伺いました。取材を通して「LGBTフレンドリーが無くなる社会」を体感したいと強く感じました。