• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【図解】ついに日本上陸。謎のEVメーカー「BYD」の正体

NewsPicks編集部
749
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 病院勤務 医療技術職

    「いつ買うかという時代です!」
    これには激しく同意です。
    そしてその答えは「10年後くらい」と予想しています。
    そういう意味では、今回の日本進出に限っては、うまくいかないと見ています。

    その理由として、①インフラ整備の遅れ(設備の問題だけでなく、そもそも3時間も充電を待つなんてナンセンス)、②電池高に起因する高コスト体質(レアメタルを使う以上は今後も改善しない)、③そもそも現行のハイブリッド車と比較して大したメリットが無い(持ち家で家屋と別に200Vを引ける車庫を所有する方は別ですが、人口比率でどの程度でしょうか)、④安全性がまだまだ疑問符(損傷による突然発火等、自宅付近に停めて夜間に発火したらどうなりますか)の4点が挙げられます。

    やはり結論としては、諸外国のように法的にハイブリッド車を追い出さない限り優位性は向こう10年はあるでしょう。


注目のコメント

  • バッテリー スペシャリスト

    BYDをEVメーカーではなくバッテリーメーカーの市場開拓の歴史として捉えるのが良いように思います。

    たとえばテスラ。テスラをバッテリーメーカーという方も居ますが、実際にはバッテリーは内製してません。にも関わらず、テスラは円筒型セルという”構造”に着目して、EVのみならず家庭用・産業用ESSにまでバッテリーの応用市場を開拓して来ました。

    翻ってBYDはグッドイナフ教授が発明したオリビン系正極材料のLFPを使った長寿命&安全なバッテリーをバスやタクシーといったフリート向けに市場開拓していった歴史が有ります。そもそもLFPはSONYが世界で初めて商用化して今でも電池事業を買収した村田製作所が東北で製造しています。これはEV向けでは無くて定置用のESSですが。

    つまりバッテリーというエネルギーデバイスの市場を開拓して来たプレイヤーがBYDであり、テスラであるということになります。中国でもA123を買収した万向や天津、国軒、日本でも村田やエリーパワー等がLFPセルを製造してますが、市場を開拓したという点ではBYDには及びません。

    ただしブレードバッテリー(刀片電池)はLFPを使いつつも”構造”に着目したモジュールレスのバッテリー・パックで、これはCATLのCell to Packやテスラのストラクチャー・バッテリーと同様の発想で、BYDのブレードバッテリーがEVバッテリー・パックのデファクトを取れるかというと、現在手掛けている乗用車EVに掛かっていると言えます。

    このようにBYDは手持ちの武器を一通り出し切った状態でもあるため、分かりやすく市場に働きかけるステージに居ると考えられ、競合がひしめく乗用車市場に打って出たけれども同じような武器は敵も既に持ち合わせています。

    ですので、LFPは定置用にも用いられているようにマイクログリッドや充電網と組み合わせたり、バスやタクシーといった一定のフリート市場を世界に持つアドバンテージを活かした事業展開がより重要になってくると思います。

    追記
    モデルY用にブレードバッテリーがベルリンで引き渡されたようです。

    テスラ、Model Yに中国BYD製バッテリー搭載 ベルリン工場で近くラインオフ
    https://36kr.jp/198068/


  • badge
    株式会社ローランド・ベルガー パートナー

    取材協力させて頂きましたが、図解含めて非常にわかりやすくまとめて頂いていると思います。BYDは完成車事業一本足ではなく、外販含めた電池と完成車という事業ポートフォリオを持つからこそ、リスクヘッジはもちろん、成長の方向性に複数の選択を持ちやすいと思います。これはテスラも同様で、中長期視点からEVだけでなく、スペースXやハイパーループなどもポートフォリオになっていくと思われます。逆に、これまでの完成車メーカーは単一事業のケースが多く、それがまだまだ不確実性が高い今後、リスクヘッジ先が限られるという脅威と戦っていかなくてはなりません。トヨタがモビリティカンパニーとして、完成車事業以外も拡張しようとしているのは、このような背景もあるように思います。もちろん、ポートフォリオを構成する事業は、それぞれで勝算を描ける強みや活かせる資産は必要です。既存の完成車メーカーも、他ブランド車両の生産受託や部品提供、生産設備エンジニアリング、製品開発エンジニアリング、基礎研究や評価受託など、今あるノウハウを活かしてモビリティサービス以外の事業の組み込みももっと検討してもよいのではないでしょうか


  • NewsPicks 記者

    EVシフトを世界に先駆けて進めてきた中国にあって、大本命とも言えるBYDが日本にやってきます。彼らは一体、何者なのか。同社の自動車・電池事業にスポットライトを当てて、完全図解で解説します。

    BYDの記事ですが、ここではちょっとイーロン・マスクの話を。イーロンは2006年に「ここだけの秘密」と題してマスタープランを明らかにしました。それによると、彼の計画は

    ①スポーツカーを作る
    ②その売上で手頃な価格のクルマを作る
    ③さらにその売上でもっと手頃な価格のクルマを作る
    ④上記を進めながら、ゼロエミッションの発電オプションを提供する

    というもの。

    今のテスラを見ていると、①をロードスターとモデルX&Sでクリアし、②のモデル3とYまで非常に順調に来ているように思います。④も進めている最中ですね。ただ、なかなか難しいのが③です。EVがいくら素晴らしいプロダクトだとしても、③の手頃な車にならなければなかなか地球規模で課題を解決するものにはなりえない。しかし一方で今は電池価格の高止まり問題からサプライチェーンの問題、そしてモデル3やモデルYが売れすぎていることもあって、その先の「②」の車に着手できていません。これはイーロンも認めているところです。

    そんな中、今回紹介するBYDは③を得意としている会社です。BYDは、非常にこなれた技術を搭載した車をとにかく安く世に出しています。テスラと比べたら半額くらいでしょう。
    もちろん車というのは安ければいいというものではなくて、命を守るあらゆる機能は、できればついていてほしいもの。エアバッグとクーラーがない代わりに50万円という車には、やはり限界があります。一方で、電池が高いからと言って1000万の車ばかりでは普及はしません。手頃で性能のいい車というのは、難しいということですね。

    ではなぜ、イーロンも苦戦する「手頃なEV」をいち中国メーカーが実現できているのか。歴史や足元の強みから紐解いていきます。ぜひ御覧ください!


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか