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Founded in 2003 and based in Palo Alto, California, Tesla is a vertically integrated sustainable energy company that also aims to transition the world to electric mobility by making electric vehicles.
業種
電気自動車
時価総額
78.0 兆円
業績
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Report: BYD-Powered Tesla Model Y Receives EU Approval
https://insideevs.com/news/604025/byd-tesla-modely-eu-approval/
BYDの記事ですが、ここではちょっとイーロン・マスクの話を。イーロンは2006年に「ここだけの秘密」と題してマスタープランを明らかにしました。それによると、彼の計画は
①スポーツカーを作る
②その売上で手頃な価格のクルマを作る
③さらにその売上でもっと手頃な価格のクルマを作る
④上記を進めながら、ゼロエミッションの発電オプションを提供する
というもの。
今のテスラを見ていると、①をロードスターとモデルX&Sでクリアし、②のモデル3とYまで非常に順調に来ているように思います。④も進めている最中ですね。ただ、なかなか難しいのが③です。EVがいくら素晴らしいプロダクトだとしても、③の手頃な車にならなければなかなか地球規模で課題を解決するものにはなりえない。しかし一方で今は電池価格の高止まり問題からサプライチェーンの問題、そしてモデル3やモデルYが売れすぎていることもあって、その先の「②」の車に着手できていません。これはイーロンも認めているところです。
そんな中、今回紹介するBYDは③を得意としている会社です。BYDは、非常にこなれた技術を搭載した車をとにかく安く世に出しています。テスラと比べたら半額くらいでしょう。
もちろん車というのは安ければいいというものではなくて、命を守るあらゆる機能は、できればついていてほしいもの。エアバッグとクーラーがない代わりに50万円という車には、やはり限界があります。一方で、電池が高いからと言って1000万の車ばかりでは普及はしません。手頃で性能のいい車というのは、難しいということですね。
ではなぜ、イーロンも苦戦する「手頃なEV」をいち中国メーカーが実現できているのか。歴史や足元の強みから紐解いていきます。ぜひ御覧ください!
乗用車に関しては、マンションの多い都会では充電設備を戸外に設置するのが難しく、需要がいまひとつ盛り上がりませんが、軽自動車等が生活に欠かせずガソリンスタンドが遠く、屋外にコンセントが簡単に設置できる地方では、急速に盛り上がる可能性がありそうです。日本メーカーがさほど力を入れて来なかった分野なので、中国メーカーの本格的な上陸はかなり脅威になるかもしれません。
自動車と並んで日本を牽引する2大産業だったテレビその他の家電製品は、ブランドは日本でも実態は中国製、あるいは中国資本といったケースが増えています。自動車まで席巻されたら大変です。日本のメーカーさん、しっかり迎え撃って下さいね (^.^)/~~~フレ!
それにしても、やっぱりバフェットさんはすごい。今91歳だから、BYDを見つけて投資したときは77歳!
中国の消費者向けブランドの成功が少ないこと、いわゆるイノベーター層が少ないこと、ディーラーなどの販路がない、が理由です。
誰が考えたってそういう結論になると思いますが、狙いは自動車メーカー向けの車載電池かも、と思い始めました。今回の日本販売はショーケースと割り切ってしまい、BtoBの販路開拓のための打ち上げ花火説を唱えておきます
それが今では世界一の電動車(EV+PHEV)メーカーになった。(私も含めて)あの時BYDを馬鹿にしていた人たちは想像もしなかっただろう。
電池メーカーであることも強み。LFP(リン酸鉄リチウムイオン電池)の技術もすごいと思う。それをテスラに供給するのも大したものだと思う。
BYDの日本上陸も話題になっている。日本市場で儲けようとは思っていないと思うが、最もEV化が遅れている日本で一定の成果を上げることでブランド価値を高めることが目的だと思います。
https://response.jp/article/2022/07/26/360098.html
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-12/RE6HZGT0AFB401
トヨタが幸いにもBYDと研究において手を組んでいるので、生き残りが出来そうな印象を勝手にも抱きますが、日産などの自動車メーカーはどうなのかが気になります。一方で日本車と言えば価格と性能のバランスが良く、乗り心地・信頼性も高評価なのでそこを押し出していくしかないのかな、なんてことも考えます。特に乗り心地においては価格やカタログなんかに載っている数値では評価できない部分であるので、そこが勝負になるのか?と思います。
思ったより時間がかかっていますが、着実にEVを普及させてきています。
そして、BYDはついに中国を出てきましたね。
将来、巨大EVメーカーになると思います。