[12日 ロイター] - ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)が12日、またも引退を表明した。

フューリーは4月にディリアン・ホワイト(英国)とのタイトルマッチに勝利後にも、妻と引退の約束をしたと発言していた。

先日にはデレク・チソラ(英国)との3度目の対戦へ向けて引退撤回を示唆していたが、ここに来て再びの引退宣言。「長年のキャリアを支えてくれた全ての人々に多大な感謝を。私はついに引退を決断した。34歳の誕生日にボンボヤージュ(いい旅を)と言おう」とSNSに投稿している。

なお今月20日にはWBA・WBO・IBF・IBOのヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、昨年にフューリーとの対戦が流れたアンソニー・ジョシュア(英国)と再戦予定。この結果がフューリーに再考を促す可能性がある。