【最新】環境中のDNAから作る「生き物の天気図」
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「環境DNA技術」。聞きなれない言葉かもしれませんが、要注目ワードです。今後、生態系を理解し、生物多様性の保全をしていく上でますます重要になっていくでしょう。誰もが参加できるオープン・サイエンスの取り組みとしても注目しています。
個人的にこの技術に興味を持ったのはクレイグ・ベンターの自伝の最後の方で触れられていたのがきっかけでした(相当昔ですね)。その後、どこまで進んだのか気になっていたのですが、なんと魚など大きめの生物に関しては、日本発の技術がデファクトスタンダードになっているとのこと。素晴らしいです。これまでの経済は、外部不経済を無視して発展してきました。
しかし、ヒトはいつの時代も自然資本に依存して生きてきましたし、今後もそれは変えられないです。
最近になってようやく、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)や気候変動開示基準審議会(CDSB)、UNEPは、自然関連情報ならではの開示枠組みとプロセスを策定や、TCFD項目をベースとした生物多様性関連情報開示ガイダンス、金融機関向けに生物多様性の目標設定に関するガイダンスを公表するなど、自然関連財務情報開示枠組みの策定が加速しています。
今後、企業はカーボンニュートラルだけではなく、自然資本や生物多様性への対応も求められることが想定されます。
〉人間はどうやって生きているかということを考えるんですけど、人間は片方の足を人間社会に突っ込み、もう片方を自然に突っ込んで生きています。以下と合わせて参照.
https://newspicks.com/news/4683978/body/?ref=user_2112738
生物ごとに固定されているDNAの採取も興味深いですが,年齢,病気,空腹の度合いなどの今現在の後天的な情報が含まれているRNAの分析が進めば,さらに興味深いですね.