大成功例を「異常値」と切り捨てる「平均発想」では未来は作れない（朝倉 祐介）

コメント

注目のコメント

• 朝倉 祐介

  アニマルスピリッツ 代表パートナー

  ・2022年08月12日

  VCへの出資を検討するにあたり、過去のトラックレコードについて、ファンドの中の大きな成功案件を「これはたまたま生じた異常値だから、この部分を除いてパフォーマンスを評価しますね」と真顔で言う方がたまにいらっしゃいます。これはVCのビジネスモデルに関する理解がないからこその発想だと思います。
  同様に、S&P500の成長について「GAFAMが極端に伸びているだけ」というコメントを見聞きすることもありますが、これについても正直、あまり意味のない発想なのかなと感じます。
  一様に全ての会社のパフォーマンスを改善するのもさることながら、急速に成長する異常値の創出をいかにして仕掛けるかが重要な論点だと思う次第です。
• 平川 凌

  NewsPicks Content Curator

  ・2022年08月12日

  平均的な事例を作るのではなく、異常値を生み出す努力をする。そこから生まれた異常値によって、初めて全体平均が上がり、次の異常値が生まれる環境ができる。
  
  ようやく文部科学省が突出した能力を有する「ギフテッド」の子供が輝ける環境づくりに動いていますが、それが象徴的な事例だと思います。ギフテッドが起業家・研究者・投資家として輝けるアメリカ、ギフテッドは自分を押し殺して生きづらい日本。
  【注目】「ギフテッド」の教育が変わる
  https://newspicks.com/news/6663171