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5~17歳のワクチン接種を推奨 小児科学会、重症者増で

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    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    慎重な小児科学会が推奨するのは、それだけ必要な情報がそろった証拠とも言えるでしょう。

    友人の紙谷先生の記事を共有します。
    https://news.yahoo.co.jp/byline/kamidanisatoshi/20220717-00306066

    簡単にまとめると…

    ▷5歳から11歳へのファイザー製ワクチンは、従来の量(12歳以上を対象)の3分の1の量
    ▷初回シリーズは2回接種。接種間隔も3週間と大人と変更なし。
    ▷デルタ流行期の2021年にこの年齢群で行った4500人以上の臨床試験では、5歳~11歳のワクチンによる抗体量は大人と同程度の量を確認し、さらに発症予防効果は約90%。
    ▷全米の小児病院での5~11歳のオミクロン流行下の検討では、入院が必要なレベルの重症感染を防ぐ効果は68%(接種後約34日時点)。12歳以上の子ども達では、接種後6ヵ月を経ても重症化予防効果は維持されている。

    (追記するとすれば、2回接種であると十分な効果が持続しないため、ブースター接種は必要となるでしょう(JAMA 2022; 327:2210-9.)。またオミクロン株(BA.1)へ改良されたワクチンも必要となるでしょう。)

    ▷5歳~11歳用のワクチンでは、発熱や倦怠感、頭痛といった副反応は成人と比べて頻度が低い
    ▷心筋炎の頻度は12歳以上と比べて少なく、男児でも100万接種あたり2~3例であり、ワクチンと関係なく自然に起きる(他のウイルスに感染などしておこる)心筋炎の頻度とほとんど変わらない頻度。
    ▷新型コロナに対する免疫は、ウイルスに感染するか、ワクチンを接種するか、のどちらかしかつかないことは認識する必要がある。


注目のコメント

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    産婦人科専門医 医学博士

    (かなり保守的で慎重な)小児科学会が子どもの新型コロナワクチン接種を「推奨」に変更。国が子どもの接種を「努力義務」に変更したのと足並み揃っています。いずれも有効性と安全性についてのデータが十分と判断されたことと、子どもの重症例も報告が続いているため、日ごろの感染対策だけでなく予防接種による予防もやはり必要、という判断によると思われます。

    子どもの接種1回目は8月中旬まで(今週末までのところも!)という自治体もあるようですので、接種ご検討の方はぜひお盆休みの間に。


  • 聖峰会岡田病院 小児科

    話がずれるかもですが、コロナ禍で変わったことの一つに医療情報へのアクセスと信頼性があります。(もう一つ大きなのは医療の新自由主義化です)

    これまでは学会の理事や大学教授がコメントやレコメンドしていたのが、コロナ禍では多くのアウトサイドの医師がSNSなどでエビデンスを紹介したり、NPO組織を作ってわかりやすく普及活動したり。
    NP民にとってはプロピッカーの先生方の毎日のコメントがそうであり。

    そこらへん、学会も(そして医師会も)考えていかないと。慎重も大事だけど。
    ※個人的な意見です


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