「台湾有事」で日本が問われる判断力 そのとき、政治家に求められる力量とは
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山下氏の最後の五発言「こうした問題意識を明確にした点で、中国軍の演習は、日本の安全保障に貢献したとも言えます」「中国軍の演習は、日本と台湾の危機意識を高め、日本や米国、台湾の軍にとって貴重な情報収集の機会にもなりました。今回の事態を前向きに捉え、努力していくことも重要です」に同感です。
本来やらなければならないことは山積ですが、この危機を受けて優先順位をつけてやるべきことに着手すべきですね。民間企業の間でも、台湾有事に際しての緊急対応計画の策定や見直しが急ピッチで進められるようになっています。たしかに、台湾有事事態では、対処するときの根拠になる法律のどれを適用するかは、複雑になるけれど、ベースになるのは、国民と政治家に命をかけて国を守るという気概があるかどうかということ。それは、ウクライナの場合と同じ。それが明確でないと、自衛隊が困る。台湾有事は朝鮮半島情勢の不安定を誘発するから、情勢はもっと複雑になる。米軍、自衛隊が2正面での対処をせまられるように、弾道ミサイルの連発を北朝鮮が実施するとか。ロシアが北方領土周辺で軍事演習するとか。
万が一中国が台湾を攻撃する「台湾有事」が起きた場合、日本に及びうる軍事的影響は具体的にどのようなものなのか。台湾有事を扱った小説『オペレーション雷撃』の著者、元陸将の山下裕貴氏へのインタビューです。