空き家問題､移住希望者いるのに解決せぬ根本理由
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地元山口県は、空き家率が高い都道府県ランキングで、9位であるという記事がありました。なので、空き家問題は決して他人事ではない。
「空き家に人が移住すれば地方創生に繋がる」
頭では分かっているが、実現にあたっては多くのステークホルダーを巻き込み、長期的に腰を据えて取り組む必要がある。
空き家を流通させることに目が行きがちであるが、まずは各エリアにおいて空き家の実態を把握することや相談体制を整備することが喫緊の課題だと思う。
そういう意味では、資産運用や相続手続で空き家を所有している、今後空き家になるであろう情報に触れる地域金融機関の役割も空き家問題解決にあたっては重要になってくると思う。
注目のコメント
私自身、地方移住する時に空き家をリノベーションするのも楽しそうだなとワクワクしてたのですが、地元の不動産屋さんはお金にならなそうな空き家は扱っていないようで、結局空き家リノベーションは夢で終わってしまいました。また良い空き家物件は、結構地元の人の繋がりで決まっていくということもよく聞き、結局一般的に「空き家市場」に出回るのは行き場を失ったあまり良くない物件ということも聞いたりして、がっかりしたことがあります。
今はコネ勝負みたいな印象を受ける(せめて私の住むエリアでは)空き家ですが、空き家提供者がまずはLIFULさんに掲載しよう＆相談しようとなると、より開かれた空き家市場が出来上がり、移住希望者もチャンスが広がるかと思いました！
ちなみに空き家だからこそ味があるお店になる事例は私が移住した場所でもいくつもあり、廃材や古い建材を使い2階建てのアパートを改装してつくられたShozo Cafeというお店や、タクシー会社の倉庫と整備工場を改装して作ったタミゼクロイソ(今は店名を変えてリニューアルされています)というお店は、この町が自慢のおしゃれなお店です。
空き家だからこその雰囲気を活かして、素敵な空間になっていて、行くだけで癒されます。
ご参考:
https://www.projectdesign.jp/201511/pn-tochigi/002550.php
https://colocal.jp/topics/lifestyle/local/20121017_12762.html空家問題、当事者ですけど。
築100年近い古民家。部屋数を今風に言えば10LDK。もちろん、蔵、納屋、前庭、中庭付き。今この家を建てようとしても、材料を揃えるだけでも大変だ。なので壊したくはない。でも、改装費は新築以上にかかるだろう。しかし、相続した以上、何とか残しておきたい。とはいえ、投資に見合う事業化は大変だ。
人に貸すという手もあるが、次世代の相続を考えると、その後の問題になるのも困ったもんだし。そうそう気軽に人様にお貸しするのもいかがなものか。
ということで、この敷地1,000坪近いリッパなボクの実家は、空き家のままだ。仕事で店舗開発もやっていたので、カフェや宿泊施設にするというのも考えた。でもその場合、相当な覚悟を持って投資することになり、これまたハードルはかなり高い。開業数年は、話題性もあって何とかやっていけるかも知れないが、事業は継続しなければならない。
となると、コレは「空き家を何とかしたい」だけではなく、「空き家を活用した事業化」ということになる。であれば、その空家の立地、規模、市場、物件状態、改築資金額、等々、個別に条件が変わってくるので、標準化できるものではない。
なので、空き家問題は深刻化する。一点ものの個別対応できるコンサルが必要になるのだろうが、その費用がオンされると、さらにハードルが高くなる。
この問題を解決できる人が、空家事業を成功に導ける。空き家問題って言うが、何がゴールなのかわからないってNPでコメントし続けてはや8年
空き家ってマクロには「居住可能な家の数−住んでる世帯数」なので、世帯が増えるか家自体が減らない限り減らない
一つ空き家が埋まれば、別の部屋が空き家になりますので
世帯数は離婚を奨励するとかでなければ人口動態で決まるのであとは古い家を潰していくしかない
ミクロで見れば地方の人口流出の問題としてどう都心から人を戻すか(=どう都心に空き家を作るか)という文脈ということなんでしょうね
であれば空き家問題と言わないほうが良い気もするんですが、、
