“就職人気企業ランキング”の変遷で知る、学生の動きと採用活動のヒント
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この手のランキングは昔からありますけど、特にこの昨今、生涯働くわけでもない"企業"を尺度に話をするのはどうなんでしょうか。「このプロジェクトに魅力・興味があって自分の持つこの点を生かせる」から、就職(就プロジェクト?)すると思っていました。
と、一般企業に就職した経験すらない者からの独り言でした。
注目のコメント
“文系と理系、男子と女子で、明らかな違いが少なくなってきている”
これは面白いですね。かくいう僕も理系院卒から文系就職で探し、結果的にメーカーで文系職というルートを辿りましたが…記事にあるように専門性を活かしつつ、幅広いキャリアを築けるのが魅力だなぁと思っていましたし、自分にもあっていて良かったです。
ただ、院卒でも同様の結果になるのであれば、日本の研究開発職への待遇改善を頑張らないと国力が落ちる原因にもなりそうですよね…私自身が新卒で就職活動をしていた時は外資系企業しか考えていなかったのと、現在もベンチャー企業の採用支援をしている中で、個人的には結構違和感のあるランキングと分析結果ではありました。
私のように違和感を感じる人たちは、あくまでマイノリティなのかもしれませんが、記事にもあったようにランキングの調査が実施される時期そのものが11月から翌年頭にかけて大学三年生と大学院生を対象に行われるということであれば、そもそもその時点で就職活動を検討している学生ということでペルソナが日本の大手企業志向ということで絞られているのかと。
確かに記事にあるように、ランキング上位に食い込めなかった企業がランキング上位の企業の採用広報戦略などから学べるところはあると思います。一方で、そもそもどういったマインドセットの学生を採用したいのか、という採用ペルソナを明確にすることが各社重要になってくると思います。中堅企業、中小企業、ベンチャー企業は安定志向の学生よりも、冒険心溢れて周りの意見よりも自分の価値観に自信をもつ学生が欲しいと考えるのではないでしょうか。
こういったランキングがそもそも意味があるのかどうかを、学生の人や企業の担当者はまず自問した上で、然るべきところに焦点をあてて就職活動や採用活動をすべきなのではないかと個人的には強く思います。