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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
業種
プライベート・エクイティ
時価総額
13.2 兆円
業績
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要するに同社的ビジネスモデルの崩壊の瞬間という事だろう。
ー 未上場のユニコーンを高いマルチプルで買っても正当化されると、思い込んでしまった。今振り返れば、自分たちの中で評価については、バブル状態があったのではないかと反省している。ー
この部分が全て。この10年程続いたユニコーンブームにおいて自ら値段とチケットサイズを極端に吊り上げ、一方で国際社会の鼻つまみ者の石油王から金を引っ張てきてまでして誰もついてこれなくしておいて世界最極端のハイパーグロース投資を行った。
つまりバブルだったおっしゃるが、そのバブルを創り出した張本人の少なくとも一人が彼だという事だ。
その時現場では皆こう言っていた。「こんなやり方をして孫さんはどうするのだろう、必ずくる調整局面でどんな魔法があるのだろう」
ところが実際、魔法など無かったという事だ。単に相場とともに一時的に大勝し、相場とともに誰よりも大損をしたという話だ。そのようなプラマイゼロがビジネスになり得るだろうか。
ファンドとは適切な期間で評価されるべきだ。短期で上げ下げあれど満期で利回りがあれば良い。あるいはビジョンファンド2号やバークシャのように自己資金の投資稼業の場合は超長期で保有価値が向上している、あるいはキャッシュフローが安定的に出ていればよい。
結局のところSBGはそのどちらのビジネスモデルを取るのか、取った場合今後何を実行するのか、それが問題だ。
ー473社のAIを中心としたユニコーンを、我々ビジョンファンドで持つことができたことは、将来にわたる重要な財産だと思っている。将来のアリババ、アームに相当する会社が、1社、2社、3社出てくることを私は信じております。ー
こうおっしゃるが、アリババに投資した時とは世の中はガラッと変わっている、自分が変えた。スタートアップはシリーズXまでひたすら増資を繰り返し投資家持ち分は希薄化するし追加投資に何千億円も必要なのだ。よってビジョンファンドで保有している会社は仕上がりの段階でアリババのように3-4割持ってて数十兆円の虎の子になる、という事はあり得ない。
これからの新ビジネスモデルの発明を再び孫さんがなし得るのか、あるいは65歳の誕生日を迎える今ファウンダーとして中興の祖にバトンタッチすべきなのか。
一時期は7兆円あった含み益がほぼゼロに
投資スタイルを一社偏重から、分散投資にしたと言っていますが、「世の中どんどんデジタル化するんだから各分野の勝ち組は継続的に株価が上がるはず」という思想で、基本的には個社ではなく「情報革命」にbetするモデルであったと理解しています
結果としての後講釈としては、事業の将来性云々よりも、過剰流動性の影響による過度な熱狂、すなわちバブル部分が大きく、そこが剥がれてしまった、ということなんでしょう
もちろん、中国の政策的・人為的テック叩きも大きく影響しました
そして最後に語られている、「今が仕込み時かと言われると、調達の目線が上がってしまった会社はなかなか下げられない」という未上場市場の特性が語られておりなるほど
合理的に考えればどこかで「損切り」をしないといけないがなかなかできない、という風景は形は違いますがバブル後の日本の過剰債務が整理できずに不況が長引いたものと重なる部分がありますね
とはいえ、VCも償還期限は有限だし、また新しいベンチャーも生まれるわけなので数年レベルでは調整されるもの、というのは違うところですが
ただ一方で、ソフトバンクという企業が凄い事には変わりない。
本業として、ここまで多角化が出来ていて、LINEや yahooなども傘下に持ち、インフラを支えている事。圧倒的存在であり、日本において必要不可欠な会社。
"聖域なきコストカット"というものをどの様に行い、どう利益改善するのか。それがステークホルダー資本主義に変わり、誰に対しても説明責任が大事となった昨今において、どの様なトライをされていくのか。非常に興味深い。
この厳しい状況は当面続く。どれだけ耐えられるか。孫社長の精神力にかかっています。
そのとき保有したアリババ株が20年以上をへて、今のソフトバンクを救っているのか・・・・。
投資は長期でみないとわからない。
正に「三方ヶ原の戦い」でしたね。
全部の累計利益が消し飛ぶとは中々の大失敗です。
どう盛り返すのか?期待して注視してます。
何故か応援してしまうのは日本人だからなのかな。。
不思議です。
こういう姿を見ていると、今は大変でも必ず復活すると信じられます。
これからも日本を引っ張っていく会社として頑張って欲しいです。
それでも7兆まで持っていける人はそうそういませんよ。
投資の世界では運も実力ですし、やり直してもそこまでは持っていけるってことだと前向きに考えてしまうのは、きっと私がスタートアップに身を置いてるからでしょうかね 笑
ラーニングスはトレーディングもサイエンスも大切なこと。
頑張るしかないです。