「物価高倒産」が急増、８月にも年間最多更新へ－帝国データ

コメント

注目のコメント

• 内藤 修

  帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長

  ・2022年08月08日

  調査レポートをまとめました！足元の各種物価高の影響が本格化するのは、むしろこれからでしょう。全体の倒産件数自体も底打ちするなか、年末にかけてさらなる増加が見込まれます
  
  【参考】物価高倒産の動向調査（8月8日発表）
  https://news.yahoo.co.jp/articles/783bb16b41f9278a467a34b3aca04e76ed399f93
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2022年08月09日

  外国に出てモノを作って売って稼ぐ大企業の利益が円安で膨らんでも、日本で働く人の給料を生むGDPは大して増えません。日本のGDPを増やし日本を成長させるのは、日本で設備投資し日本で人を雇い日本でモノとサービスを生み出す企業とそこで働く人々で、雇用者の６９％は中小企業で働いています。資源価格の高騰に急激な円安が加わって起きる調達コストの増大分を、価格交渉力の弱い中小企業がどれほど販売価格に転嫁できるものなのか。売り先の大企業も競争力が弱体化して輸出価格を引き上げ切れず、国内での価格転嫁も道半ば。円安が多くの中小企業にとってマイナスに働くのは間違いなさそうに感じます。
  コロナ禍中で倒産件数が大きく減ったのは無利子無利息で政府と日銀がカネを注ぎ込んだからで、これからその反動も出るでしょう。日銀の中小企業向け資金繰り支援策は９月末に終わる筈ですが、この調子だと更に延長されることになりそうですね。日本の未来を考えるとそれはそれで大きな問題がありそうですが・・・　（・・;
• 西村 公宏

  とある税理士法人 しがない中間管理職　公認会計士 / 税理士

  ・2022年08月09日

  ウッドショックは2020年から2021年にかけて発生した
  木材価格の上昇で、2022年の急激な円安とは直接の関係が無い話です。
  なお、2022年は木材価格が落ち着いてきているようです。
  
  木材価格の上昇は、林業には当然にプラスに作用してまして、
  決してマイナスの影響だけではありません。
  
  原油価格も、為替の影響というより、
  ドルベースでも大幅に上昇に高騰しているのが直接の原因で、
  このニュースから為替の話をするのは、論理の跳躍です。
  倒産の要因は、コロナ禍やロシアウクライナ侵攻による
  資源価格の乱高下によるものです。
  円高になれば解決するような問題ではありません。