1年休学して漁村の町おこしに従事、「人間が変わった」と言われる体験味わう
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注目のコメント
我々が学生の頃は、休学して地方創生やらNPOやらにがっつり関わってる学生なんていませんでした。最近は日本各地の色々な大学の子たちが、休学して本気で地域や社会課題に関わってくれています。
しかも自分探しとかそういうのではなく、地域に成果を残すレベルで影響を与えてくれていますし、学生が学生を呼ぶ感じで、地域を継続的に刺激してくれるのです。この流れにはかなり助けられています。
この記事に出てくる岩永くんとは鎌倉と三重県南伊勢町で会いました。毎回なんでこんなところに?という場所で会いますが、目的をもってふらふらしており、彼が地域や同世代に与える影響は小さくないと思います。
実際東北や石巻にも、これまで優秀な学生がインターンで関わってくれたり、そのまま就職してくれたりと(なんと東大生もいます)、時代が変わったんだなぁと痛感していますが、彼らの選択は間違いではなかった、と彼らにも、彼らの家族にも、世の中にも、思ってもらえるような成果を一緒に出していかねば、というプレッシャーもあります・・・ここで書かれているのは、東大を休学して発見した人生の多様性であり、可能性であると思う。
日本では単一民族で島国という意識が強いのは昔から言われている事だけれども、そのおかがで多様性に対して、頭ではわかっているつもりが、結局東京一極集中ですべての情報の最先端を享受している気分になってしまう。
けれど、実際はその場所に行って生活しなければわからない生活や土地の持つ力があり、そこに息づく人々の思いがある。それこそが本当に生きるということであり、自分が選び取る人生だと思うのだけれど、都会の情報の渦の中にいると、あるべき姿にとらわれて、人生を忘れてしまう。
そういう事に多くの若者が気づき、また新たな人生を自ら選んでくれるとより豊かな社会が出来上がると思う。新卒の面接官をしていた2年間、それなりにこういった活動をしていた学生との面接もありました。
学生のうちからやりたいことを見つけて実際に行動するのは凄いな、と思う反面、『なぜウチの会社に入ろうと???』という疑問が生じましたね。
もちろん生活の為とかあるでしょうが、学生時代にそこまでアクティブに活動していたならそのまま活動することを考えなかったのかなぁ、もしかすると就職活動に有利だという理由だけでやってた活動なのかなぁ、とか思っちゃいますよね。。。
この記事の学生のように、やりたいことを見つけたなら官僚とか外資系とか、ありきたりな方向ではない将来に向けて活動をし続けて欲しいものです。