中国軍、台湾周辺で新たな軍事演習を行うと発表
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やはり中国軍は台湾周辺での演習を続けています。中国と朝鮮半島の間の黄海では8月中旬まで毎日、実弾演習を含む新たな軍事演習をします。 また、中国の東海岸に位置する渤海の一帯でも1カ月にわたる軍事作戦が始まっています。このまま演習を続けることで台湾や日米に圧力をかける狙いでしょう。
中国は今後も威嚇を続けていくのだろうが、それとてお金のかかることなので、ずっと続けるわけにも行かない。どこかで矛を収めなければならない時が来るので、それまで冷静に対応するのが吉。
北戴河会議を控えた習近平の国内での威信は、ペロシ訪台を阻止できなかったことにより傷ついている。そのことを帳消しにするため軍事的恫喝を続けざるを得ないし、ペロシ訪台を、台湾海峡の中間線を超えた軍事演習を常態化させることの契機にしたいとの思惑もあるだろう。
英独などが年内の議員団派遣を検討しているが、日本側もこの機を逃さず、域内大国としてプレゼンスを高め、台湾の国際社会での地位承認のために手を尽くすべきだ。台湾有事は日本の存立危機事態たりうる。