ホワイトハッカーは本当に「正義」か? 国家や法執行機関も利用するスパイウェア
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注目のコメント
うーんこれはトマスホッブス氏のリヴァイアサンでもお読みになればいいと思うのですが、いわゆる「自然状態」なんですよ
当然こういった状態ではそれぞれがそれぞれの正義の名の下に行動するわけなので一概にステーブルな善悪を定義することはできません
したがってこのような状況下においては「行動せず論じているだけのハッカー」が唯一のホワイトハッカーと言えるでしょう
しかしそんなものハッカーとは言わんでしょう
つまり真っ白なホワイトハッカーなど定義することすら難しいという状況だと思います
目の付け所はいいんだけどSo Whatかつそんなこと大昔から議論されてきたじゃんと言う話
イタリアのHacking teamの頃から、もしくはもっと前の某事件の時とか。。。
もうそんな話は古くて、いかにしてサイバー攻撃能力を合法的に確保するかということに各国ご執心なわけです
「え?やっぱ悪いことなんじゃないの?」みたいな議論は10年前にみんな済ませてますから。。。これは単純にどの位置に立って見るかによると思います。日本に大きなサイバー被害をもたらしている攻撃者も、攻撃者側の立場(分かりやすい例で言えば北朝鮮など)から見ると正当な行為を行っている公務員かもしれません。この話は、現在日本でも議論されているサイバー攻撃元に対するリアクションをどこまで認めるかという話にも繋がります。日本側が他国からサイバー攻撃を受けてると捉え、それに対するリアクションを取ったとき、日本側の防衛のためのホワイトハッカーによる行為が、相手側からすれば攻撃として映る可能性(=ホワイトではない)もあります。
「ハッカー」か「クラッカー」か…は過去の議論、と言いながら、それを蒸し返しているように読めちゃうなあ。
もちろん見方の違いとかの難しい話もあるんだけど、元々の意味が悪質なものに変質したから「ホワイト」って付けたものに、「本当に正義か?」って話をするのはちょっとくだらなく感じる。