JR西日本が「技術の外販」始めた理由、自前主義を覆す3つの取り組み
コメント
注目のコメント
データを活用したメンテナンス目的の監視は保守運用の効率性をあげます。自動販売機などのメンテナンスはイメージしやすいですが、自動改札機もパターンがありそうですね。日本国内だけでなく、海外への輸出などができるとおもしろいですね。
”ひとつめは既存データを用いたCBM(Condition Based Maintenance、状態監視保全)の実現だ。これまで機器は一定の時期が来たら点検や部品交換を行っていた。これをTBM(Time Based Maintenance、時間基準保全)という。
しかし機器の状態を監視するデータがあれば、これを解析することで故障の予兆があるときだけ点検すれば良くなり、メンテナンスは大幅に効率化する。これがCBMである。”>「スマホなんか信用できるか」という反応だったと語るが、車両に搭載したセンサーとスマホのデータを保線の担当者と一緒に比較検討し、そこまで外れた結果は出ないということを確認しながら理解を得ていった。
スマホの加速度センサーが結構使えるのは、車載部品メーカーで5年ほど前から話題になっていた。ようやく、といった感じです。
「正確なデータを得るには正確な測定機器から、正確な測定機器は精度の高い部品から」はアナログ世代が抜けられない価値観。高い演算能力を活かし、極めて短時間に繰り返し測定し統計処理を行うことで、安価なセンサーから比較的正確なデータを採れる。言い換えればこれが日本の製造業がなかなか復活できない理由でもあるのですが。日本企業の成長の鍵は”自前主義の脱却”は必須だと確信。
共創という言語をトレンドワードに終わらせないために、本気で大企業も奪うオープンイノベーションではなく、”与える、学ぶオープンイノベーション”に取り組むべきではないだろうかと。