テスラが値上げで難路 平均750万円に、EV普及遅れ懸念
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注目のコメント
記事での下記のマスク氏の言及についてはその通りだと思う。どんな値段でも買う「ファン層」と、それが相対的に効かずに価格・価値の値ごろ感で意思決定する「浮動層」では意思決定も変わってくる。EV化、そしてTeslaの台数を広げるには浮動層を取り込む必要があるし、そこには生産・販売プロセスも価格も重要。
一方で、斎藤さんが指摘されているように(有難うございます!)、言っていることとやっていることは違うように見える…
個人的には儲けることは悪いことだとは思っていない。ただ、二枚舌ではあるよな、と思う。
『決算説明会では「価格に見合った価値と根本的な値ごろ感は違うという点を指摘しておく必要がある」と述べた。仮に商品の価値を高めることに成功したとしても「消費者がそれを買うだけのお金を持っていなければ需要は崖に直面する」ためだ。』供給に対して需要が上回っているなら、価格を上昇させる
と言う当たり前の事をしてるだけだと思いますが
やれインフレだの原材料価格の上昇は後付の理由であり、本質的な話では無いでしょう
テスラの利益率が良いのは、
この供給に対して需要が常に上回っている、と言う前提が1番重要
コレなら生産調整も不要で、作れるだけ作れば良いわけで
固定費も最小化(やりたい様に)できる
本来ならどの自動車メーカーも頭を悩ます、需要と供給のバランスを見通して生産台数の調整する、と言うのをやらなくて良い
なんならテスラは需給バランスが崩れない所まで、価格をどんどん上げたらいい
だから利益率を高くできるわけでパナソニックの4680投資分も値上げして欲しいところですが、電池メーカーとテスラの関係は一定価格で需要を確定してくれて、遡及(リコール)しない点が他の自動車メーカーと異なる点です。
つまり、何か電池でトラブルがあってもGMのようにLGESに補償を求めたりしないという建前でテスラは調達していました。今は違っているかもしれませんが、その分受け入れ検査のノウハウも溜まっており、セルメーカーは益々テスラの意向に対応した大型円筒形デバイスと生産手段に投資をすることになっております。
ここでパナソニックも円筒形セルの使いこなしノウハウを獲得していれば、いつでも欧州メーカーに売り込めたはずですが、そこは買い取られた後は知らぬ存ぜぬで全く別方式のセルをトヨタに供給することになってますね。