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本記事内のオルタナティブデータ提供をしたOpenWorkの大澤です。こういった研究データを出すと、「業績がいいから人へ投資できてるだけでしょ」というにわとりたまご議論を持ち出す方がいますが、すでに2021年に結論が出ています。その通りな一面もありつつ、人・組織への投資が2-3年後の業績にきくことも証明されてます。

※該当論文はこちら
一般社団法人日本金融・証券計量・工学学会 19巻(2021)
従業員口コミを用いた働きがいと働きやすさの企業業績との関係(西家 宏典, 長尾 智晴, 2021)

こちらに簡単な解説も載せているので興味ある方は是非。
https://note.com/haruki_ohsawa/n/nc48e6e337ced
記事にある論文含めてみたが、興味深い!
是非Ohsawaさんが張って下さったnoteも併せて(有難うございます!そちらの方が分かりやすい。以下noteやそこにある論文ベースのコメント。

投資という観点では、ポートフォリオパフォーマンスとしては2015年前半と2016年後半~2017年末くらいにTOPIXと差が開いている。基本的には株式市場が強いとき。そのなかで、各期間でポートフォリオに含まれていた銘柄のサイズ・モメンタム効果が気になった(論文の図2・表5。図3も読み解きたかったが凡例が分かりにくく挫折…)。あと、現在の市況が弱い中でどういう状態になっているか。

経営・組織開発という観点では、働きがい・働きやすさの関係性(働きやすさだけを)や、働きがい・働きやすさが高くても上手くいかない企業の定性的な共通項あたりは、どんどん科学が進むと嬉しい!
働きがい・働きやすさが改善し、人材投資なども進んで、財務・株価といった指標が改善することは、企業が人で構成されるなかで持続性にとってとても重要。
収益に余裕があるから人へ投資できるのでは?