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【データ分析】給料と士気、高い会社と低い会社を実名公開

NewsPicks編集部
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    OpenWork 代表取締役社長

    OpenWork大澤です。『働くに関するデータがオープンになることで、キャリアオーナーシップを持つ人材が増える』と考え、本データを提供しました。一部、補足解説したほうが良いといましたのでこちらに。

    先に結論だけ申し上げておくと、冒頭のグラフの相関係数はミスリードに繋がるかと…。どの業界でも給料と士気は一定の関係があるといえます。

    『年収は士気を左右する一つの要素』
    20世紀初頭。テイラーの科学的管理法では人間は合理的な経済人として扱われました。給与と士気に強い相関があるという考え方です。

    しかし関連研究は進み、限定合理的な感情人であるという考え方が主流になります。
    1920年代にホーソン実験にて『労働者の感情が生産性に大きく影響する』ということが明らかにされました。また、ハーツバーグの2要因理論では、仕事の上で幸せにする要因と不幸にする要因は互いに独立した別の要因(動機づけ要因と衛生要因)であると明らかにしました。

    仕事内容や評価・自己実現などだけでなく、年収も社員の士気を左右する一つの要素であることが既往研究からわかります。冒頭の業界別相関係数がミスリードに繋がると感じている理由です。

    『業界のまとめ方に無理がある』
    では何故、給与と士気の相関関係がないようにみえる業界がでているのか。
    それは、業界のまとめ方に無理があるからです。文中にも記載ありますが、例えば「サービス・小売・外食」。こちらは人材から冠婚葬祭、飲食店までが一括りになっています。これらのデータをまとめて相関係数としで出すのは無理があると個人的には考えています。

    どの業界においても社員の士気と年収には一定の相関関係があるとおいたうえで、まったくの同業界でも企業によって差があるのは何故か?そこが本データの一番大切なポイントだと思っております。

    同業界で比較した際に、「年収>社員の士気」となっている場合は、どうすれば動機づけ要因をもっと高められるかを考えるべきです。「年収<社員の士気」となっている場合は、事業の効率性や収益性・労働分配率の向上を検討しなければ労働市場から選ばれない会社になっていくでしょう。

    長文コメント、お目汚し失礼いたしました。他は皆さまのコメントにもある通り、興味深い考察だと感じました。これからもジョブマーケットの透明化に向けて尽力します。取材ありがとうございました。


  • NewsPicks編集長

    まず、年収も士気も高い会社のTOP 10を見た瞬間、あああ、また外資か……と。その外資専有率の高さには驚愕されると思います。

    そして、金融、コンサル、商社・メーカー、中央省庁、サービス・小売の年収と士気の立ち位置を、個社名を出して分析しています。

    士気の高さ──そのキーワードは自律性と納得感だというのが私の感想です。

    自分の裁量で仕事ができ、達成感が感じられる。なおかつ、社会に貢献している感覚が持てる。しかも「やらされ感」がない。そんな仕事ができていたら、年収はそう高くなくとも満足度は高い。

    反対に、人は、いくら頑張っても評価も給料も上がらず、なおかつ働き方をコントロールできない、誰かに感謝されているという実感も、出来ないことが出来るようになったという達成感もないのでは、バーンアウトしてしまうと思います。

    年収も士気も低い、とデータで証明されてしまった会社は、従業員との接し方や経営を見直すべきなのではないかと感じます。

    特集を最後までお読みいただきました皆様、取材やデータの提供などにご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。


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    慶應ビジネススクール 教授

    面白い分析、そして提言と思いました。追加することとしては(1)平均はミスリーディングの可能性が高いーたとえばGSやコンサルは確かに高いですが、上の人はとんでもなくもらっていますので(パートナー制のころと比べれば下がったかもしれませんが)ばらつきを考える必要がある(2)結局年収上位企業は転職者(入りも出も)の比率が高いこと。

    上級何とか言われて非難されることも多いですが、日本の宝である官僚の皆さんには頑張ってほしいのでいい「年功序列」くらいは何とかならないのかと改めて思いました。


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