【秘密】アジア最強ヘッドハンターが見た、高収入と中収入の境目
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>一番転職してはいけないのは、今の組織や人間関係の中でしかできない仕事しかやってこなかった人。とりたてて、何かの仕事で成功したこともなく、とにかくサラリーマンをやってきました、みたいな。
そういう人が、会社の早期退職に応募して目先の上乗せされた退職金をもらって退職しても、その後に困る事例をたくさん見てきました。
ですから、そういう人は会社にとどまった方がいい。
この後の動きとしてよくあるのが、『有名企業にいたし、CxOや取締役ならベンチャーのポジション受けてやってもいいよ』というスタンスで、どこか紹介せよ、という連絡を下さる方がいること。
大企業でも役員クラスの経営経験をお持ちだったり、当該業界や省庁などに広い人脈があって営業に大きくプラスになったり、といった必要な要素を持っているならそれは大変貴重ですが、スタートアップこそCxOポジションは元大企業所属の肩書きだけでどうにかなるようなものではないのが現実です。
ヘッドハンターの方々はそういった現状も隠さずに適切なタイミングで伝えて頂けたらと思います。
注目のコメント
渡辺紀子です。たくさんのコメントありがとうございます。
ヘッドハンターという天職の立場から、多くの方のキャリア形成に少しでも参考になれば嬉しいです。
これからも多くの方とお会いできることを楽しみにしております。転職時に渡辺さんにお世話になったことはないのですが仲良くさせていただいています。いつも渡辺さんが仰ってることが凝縮されていてすごくしっくりきました。特に「地頭フェチ」笑。
新卒時にBtoBの優良企業を選ぶといい、というのはその通りと思います。私も就活生に聞かれると同じことを言います。「海運とか電子部品とか良いと思うけどどう?あと建機とか農機も意外とアツいよ!」みたいなこと言うとみんな「??」みたいな顔しますが…汗
最近渡辺さんが監修された書籍オススメです。私もインタビューで出てきます。
転職思考で生き抜く 異能の挑戦者に学ぶ12のヒント https://amzn.asia/d/1Vqkj0C私も人材紹介経験者で、高い年俸のポジションも扱ったことがありますが(そんなに得意でもなかったし、当時の自分が出せるバリューの範疇になかったのであまり担当しなかった)、実際に、この領域の人材を扱われている方はこういう観点なんだなあ、と思いました。
概ね、具体的な経験内容も、スキルの話もなく難しいことは話されていないです。でも、結構大事なことで、ご自身の哲学的なものって、普段から俯瞰的に大きく考えてないと言葉にはしづらいものです。日常の目の前のことに追われていると欠けてしまうポイントかと。マネジメントポジションについてはユーモア含めたチャーム(キャラともいえるかも)やらも必要なんだろうな、と。
日本でもプロ経営者というのが出てきていますけど、プロ中間管理職みたいな立場も出てこないと、その先の経営者ポジションの候補者のロングリストも作れなくなりそうです。その点、中間管理職は大企業中心にめちゃくちゃ多くいるはずなんですよね。市場に出てこないだけで。そこの流動性が高まる時代にはなっているとは思うのですが。スタートアップの調達もお盛んですし。
あと。
私も外資系にいたりしたし、起業やらスタートアップにもいたこともあって、「ヘッドハンター」会社の方ともキャンディデートとしてお会いしたこともありますが、少なからずは通常の人材紹介領域な面談だったりします。自分も人材紹介経験者なのでわかるし、私自身がそんなヘッドハンター領域の人材とは到底言えないことは自覚もしております。とはいえ、少なからずの世の中の人にとってはヘッドハンターという呼称の方とお会いしただけで、ふわーとなりそうです。「ヘッドハンターから連絡あった」とかぬか喜びするような状態ですと、社会人としては、まだまだなのではないかな、と思いますので、ご注意を。