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日本人の「賃上げ」という考え方自体が大間違いだ

東洋経済オンライン
この持ち回り連載の筆者の1人であるかんべえ氏(吉崎達彦・双日総研チーフエコノミスト)の「異常な日本はいつまで経っても賃上げできない」(7月30日配信)が、爆発的な読まれ方をした。読者の多くが「わが意を得…
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確かに、日本の経営者は人材流出に対して危機感が少ないと思います。
日本的な意味での賃上げは年功序列の賃金カーブがあることが前提で、スキルを持つ人間がスキルに見合う賃金を払ってくれる企業を選んで働くなら、各人の賃金は市場の需給で決まり、賃金カーブも一律的な賃上げの概念も無用です。スキルに見合う賃金が払えぬ企業は働き手を失って消滅し、高い賃金が払える企業が労働力を吸収します。そこでは労働者も経営者も真剣勝負、互いに泣き言は言えません。
解雇規制が厳しく会社に言われるまま働いて、転職もままならぬ中高年が多い日本では、従業員は会社が仕組んだ「出世競争」に乗って年功序列の賃金カーブを受け入れて、同期より少しでも高見に上る努力をするほかありません。
職種職能別労働組合が会社の事情に拘わらず同じ仕事なら同じ賃金を求める諸国と違い、企業内組合が会社の状況を忖度しながら賃上げを求める日本では、組合も経営者も運命共同体。スキルに見合わぬ賃金だって、会社が潰れると言われたら、呑まないわけにいきません。その結果、40代半ば以降の賃金カーブは次第に横に寝て、今ではベア定昇込みで2%前後が毎年の攻防ラインといったことになっているのです。
定昇が2%なら300万円で入社して頑張って働いて、賃金カーブが寝る40半ばまで働いても年収500万円ほどにしかなりません。定昇はインフレをカバーしたり賃金を底上げしたりするものでなく、高齢者が退職して新人が入って年齢が1歳上がったからその分、自分の賃金が上がったに過ぎません。本当の賃上げはベアのみで、定昇率下がり続けている日本では、実際には賃下げが起きているとみて良いでしょう。
会社に言われる通り働いて転職の道を閉ざされた中高年は今更どうにもならないけれど、これから社会に出る若人とやり直しがきく若者が、こうした仕組みに取り込まれて未来を失うのは寂しい限りです。一刻も早く雇用保障の制度と解雇規制に代表される雇用規制を同時に見直して、働く人々を会社任せの頸木から解放する必要がありそうです。
「物価も、賃金も、企業の生産性も、要は、日本人が意気地なしで、強いものと戦わず、工夫もせず、摩擦を避けて、逃げて、弱いところにひずみを生じさせている、という問題に尽きる」・・・ 激烈な表現ですが、否定することは出来ません。日本の仕組みそのものにその根があるのですが、政治家も官僚も摩擦を下げて逃げていますから、簡単に打開は出来ません (^^;
たしかに、賃金は「自分で勝ち取るべきもの」。
自分の能力に合った仕事を見つけ、腕を上げて、しっかり稼ぐ。
これが基本です。そういうことが幅広い職能で可能になるためには、労働市場の流動性はもっと高めるべきですね。
人の循環がないので賃金が上がっていかないという現実。経営者がクビを宣告できない状況。改善しなければならないところは多々あります。
交渉力が低い労働者が増えてしまったというのも問題の背景にあると思います。労働組合を使った集団的交渉がやりやすい職場が減ってきています。最低賃金近辺で働く人が増えています。小幡さんが指摘するように最低賃金近辺の人たちは交渉力がなく、買い手独占になっている可能性があるので、最低賃金で対処することが正当化できます。それ以外の労働者は、転職市場を整備して、教育訓練を受けて人的資本を高めて一人一人が交渉力を高めていく社会にするということだと思います。
人材流動性が高まれば賃金は上がる。そのためには過度に労働者を守る法律ではなく、適正な競争がうまれる環境を作るべきかと。
確かに雇用の流動性が上がれば賃金は上がるし、賃金は従業員が勝ち取るべきものなのだと思います。
そういう意味では日本の経営者の危機感が薄いのかも知れませんよね。
日本の問題は余剰人員を抱えすぎているため、その人たちの給料を払わざるを得ず、したがって頑張っている社員の給料を上げられないことです。

そしてそういう会社にぶら下がっている社員が少なくないため、政治家は思い切った対策ができません。首切り簡単にしますとか、退職金は無しにします、などとやったら政府は転覆するでしょう。全ては、第二次世界大戦後の貧乏を乗り切るためにできた、今となっては不適切な遺物です。

日本の企業は優秀だと持っていますが、素材産業に偏っていることも気になります。

日本の企業の先行き見込みは暗いです。大部分の日本人投資家はそう思っているはずです。
最低賃金はガンガン上げたらいいと思います。
多くの経営者がわりかし現状維持に甘んじちゃってるんじゃないですかね(身内の中小企業を見ながら)
普通は各社で給与テーブルが決まっており、評価に基づくはずです。それが気に入らなければ転職すればいいだけの話かなと。