一生陳腐化しない「学生時代に身につけるべきスキル」とは? - 独学大全
コメント
注目のコメント
「学習し続ける習慣とそれを支えるスキル、すなわち誰に教えられなくても管理されなくても独力で学び続けられる技術です。」
全く同感です。
自分自身をセルフマネジメントするスキル、能力を身に付けておくことが何よりも大切だと思います。
できれば、セルフマネジメントにとどまらず、より効果的なやり方を学ぶことで、自分で自分をコーチングできるようなセルフマネジメントスキルを習得すると一生もののOS的スキルになると思います。大学紛争で目指す大学の入試が中止になったので、方針を大きく転換してキャプテン・オブ・インダストリーを標榜する大学に行きました。起業する才能があるとはとても思えなかったし、そんな時代でもなかったので、民間企業のサラリーマンになることを覚悟して、私が力を入れて勉強したのは次のような“学問”でした。日本では○○論とか○○学と言わないと当局が講座として認めてくれないので、実用的なスキルに過ぎないものも“学問”になってしまうのです。
①ゼミは原価計算と意思決定会計の岡本清ゼミ。これを学ぶのに必要なので、簿記論と財務諸表論もやって、日商簿記の1級と税理士試験の簿記論と財務諸表論に合格しておきました。
②パソコンなぞ影も形も無かった時代ですが、電子計算機研究会に入って大学が導入した当時最新鋭のコンピュータ、FACOM230-25/35を使わせてもらい、FORTRANとCOBOLによるプログラミングをやりました。
③仕事を始めたら要るだろうとの思いがあって、民法・商法、経済学、経営学にも力を入れました。
④就職した後、どのみち派遣するなら稼いでいない奴を送るのが一番安上がりと勤務先が踏んで出された日本のビジネススクールで、故関本昌秀先生に師事して組織と人間行動を中心に今ならHRMと言われる分野をやりました。
⑤稼いでない奴を送るのが一番安上がりと味を占めた勤務先に更に米国に送られて、そこで学んだのがバンキングとファイナンス。
1960年代から70年代に身に付けた知識でもはや歴史の彼方の古い理論でしょうし、今では大方忘れてもいるけれど、いろんな立場で仕事をする上で、こうした知識が終生私を助けてくれたのは確かです。大して偉くもならず平凡なサラリーマン人生を送って化石と呼ばれる世代になったけど、振り返ってみて得難い経験だったと思います。
それが何であるにせよ、「なぜ学ぶのか」ということが腑に落ちて、真剣に学んで身に付けた知識に裏切られることはありません。たとえそのまま使うことが無いにせよ、必ずどこかで生きて来ます。学んだ知識が土台にあれば、必要に応じてブラッシュアップすることも周辺領域への展開も可能です。化石になったオッサンからの応援歌。こういうキャリアを自分は選ぶ、だからいまこれをやる、としっかり見極めて、是非頑張って下さいね (^.^)/~~~フレ!まあ、それはそうだけど、タイトル見た瞬間のコンマ何秒かで同じ答えを思い付いたけどね。それって、解答が陳腐化されている気がしないでもない。
そのスキルを身につけるためにどういう経験をすべきかというのが本当の答えなんじゃないの?