1日に4つの宇宙船が打ち上げ--SpaceXやBlue Originなど
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横からごめんなさい、鈴木さんのコメントに注釈させてください、、、、
①過去に「NASAのロケット」だったのはサターンとスペースシャトルくらいです。基本、アメリカのLVは昔から民間か軍でした。最初は軍が先導して民間に渡す形が多かったかな。ファルコン以前にアメリカの主力だったアトラスもデルタも民間のロケットです。
②ペイロードについても昔からアメリカはNASAの探査機より軍事衛星の方が圧倒的に多いです。軍が宇宙に使う予算の方がNASA予算より遥かに多いですから・・・
③韓国の月探査機はNASAとの共同ミッションです
「宇宙は民間の時代!」というスローガン、もちろんその通りだけど、いささか単純化されすぎて理解されている気もします。昔からアメリカの宇宙開発は民間が大きな役割を演じてきました。この15年くらいで大きく変わったのは
①契約方法との違い 民間はNASAにモノを納めるのではなくサービスを納める契約に変わった。COTS、CLPSなどまさにこれ
②なんと言ってもSpaceXの登場。それに伴う形で追随する民間企業が多く登場した。「民間の時代」というよりむしろ「SpaceX」の時代と呼ぶ方が正確かもしれません。
アメリカの宇宙開発におけるNASAの存在感が相対的に下がったのは間違いありません。NASA予算は基本横ばい、一方民間の規模は拡大しています。素晴らしいことです。
さて。
なんにせよ、一日に4発はすごい!
それと、ニューシェパードはもう6度目の観光飛行。もはや大きなニュースにならないくらいになりました。一方、ライバルのヴァージンはブランソンの初飛行以来飛んでません。サブオービタル観光飛行、勝者はのちらだったか、どうやら軍配は既にあがったように思います。
追記 Wikipediaでこんなグラフを見つけた。勝者がNSなことは一目瞭然:
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/51/Suborbital_spaceflight_timeline.svg
注目のコメント
昨日はなかなか忙しい日だったが、実はNASAのロケットは一つもなく、軍事衛星が二つ、民間宇宙旅行と外国政府探査機の打ち上げなので、NASAなど米国政府の民生衛星もない。まさに現代の宇宙開発のあり方を象徴する一日。