SB孫氏の積極投資また裏目、IT不振で苦境
NewsPicks編集部
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スタートアップの投資に山谷があるのは想定内だったのではと思いますが(谷が深すぎるかも知れませんが),個人的にはアリババ含み益の急減のほうが気になります。あまり戻る気がしませんし、結果として孫さんの自由度がかなり狭まるのでは?
2021年と2022年の市況はさまがわり。2021年はバラ色、2022年はダークブルー。2021年にばら撒いた資金は、年が変わるとともに7割以上の下落となっています。
BNPL後払いの巨星Klarnaは、7月に8億ドルを調達。時価総額はピークの500億ドルから67億ドルに激減しました。
これまでKlarnaなどに大型出資してきた投資家は、顧客拡大よりも、収益性を最優先にするよう要請しています。利益考えず、規模の拡大をめざしてきたFinTechは総じて時価総額が急落しています。利益を出さなければ、資金が枯渇してしまいます。ソフトバンクの資金を使い果たしつつあったクラーナは今年に入り、より高い評価額での資金調達を目指した。だが、市場環境の冷え込みに阻まれ、希望の評価額は500億ドルから150億ドルまで落ち込んだ。
これについては、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6月に報じていた。7月、初期投資家であるセコイア・キャピタルが主導した投資ラウンドでは、クラーナは67億ドルと評価された。
クラーナの会長で、セコイアのパートナーであるマイケル・モーリッツ氏は、評価額の急落について「クラーナへの評価を過去数年から一変させた投資家らによるところが大きい」と述べる。
セコイアの一貫性ある投資姿勢と、コントラストをなしており残念