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中国、台湾沖にミサイル11発 日本のEEZ5発落下

共同通信
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注目のコメント

  • 加藤 嘉一
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    楽天証券経済研究所 客員研究員

    中国人民解放軍による軍事演習の中で、ミサイルが日本のEEZに落下している事実に対する中国政府の公式見解(8月3日、外交部記者会見、華春瑩報道局長)は以下、日本政府として今後の対応を考える上で重要なファクトだと思います。

    「中国軍が台湾島付近の海域で展開している軍事演習は、米国側と台湾独立、分裂勢力による重大な挑発的行為に反撃するためのものである。中国の関連機関は事前に安全忠告と航行警告を発表している。中国と日本の関連海域における国境線はいまだ確定していない。よって、中国側は所謂「日本の排他的経済水域」という言い方を受け入れない。中国側は、日本側が一つの中国という原則と中日間における四つの政治文書の精神を守り、台湾問題で慎重な言動を取ることを促す次第である」

    中国側からすれば、この海域にはそもそも日本のEEZなど存在しないということです。立場がかみ合わない状況下で、どう抗議、対処していくか。戦略の立て方、戦術の組み方によっては、日本にとって逆にチャンスになると思います。


  • 峯村 健司
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    キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

    今回の中国軍の軍事演習の最大のポイントです。国際海洋法条約上は日本の排他的経済水域においては安全保障上の権限はありません。しかし弾道ミサイルの着弾は座視できるものではありません。外務次官が電話で大使に抗議というレベルが妥当なのか。日本が今回の対応を間違えば中国はさらなるエスカレーションを上げてきます。


  • 陳 言
    日本企業(中国)研究院 執行院長

    日本のEEZについては中国外交部のコメント

    https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_19314112

    中国語ですので、中国語のできない方は内容がわからないかもしれませんが、
    簡単に訳すと、

    8月4日,外交部发言人华春莹表示,中日在有关的海域还没有划界,所以不存在有关的军事行动的区域是位于或者进入了“日本专属经济区”这样的说法。
    中日はまだ関連の海域では境界線を決めておらず、軍事行動が日本の専属経済区に入ったという言い方はない

    だいたいそのような説明です。


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