“中国軍機20機以上が台湾海峡「中間線」越える” 台湾国防部
NHKニュース
157Picks
コメント
注目のコメント
中国政府はそもそも台湾海峡における「中間線」を認めていませんが、ペロシ訪台を受けて取った一連の軍事行動を通じて、「中間線」など存在しない、「国際水域」など存在しない、台湾の領空・領海など存在しない、を「既成事実化」しようとしたのでしょう。国際社会にそれを認識させるのにも成功したと中国政府は考えているはずです。私が話をした当局関係者もその点を指摘していました。
「次」を見据えた一手だと解釈すべきと思います。中国政府・解放軍にとって、今回はリハーサル、「次」が本番です。今朝のラジオでも申し上げましたが、ペロシ氏が台湾を離れたこれからが本当の危機の始まりです。中国軍機は20機以上「中間線」を越えていますが、まだそれほど深くはありません。本格的な演習が始まる本日4日から本格化します。台湾を囲むような演習は、中国軍内の文書を見ていると相当緊張が高まった時に実施するものです。演習地域が日本の排他的経済水域EEZに重なる日本は最大限の警戒で対処すべきです。
想定された動きです。昨夜ペロシ氏が乗った米機の航跡を見ていましたが、ほぼ真東の海上に出て、日本の宮古島付近を飛んでいました。軍事演習があるエリアも脱して、沖縄の米軍基地が近い航路を選択していたものとみられます。