[3日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)が来年、利下げに転じる可能性は極めて低いと述べた。

カシュカリ総裁はニューヨークで開催された金融規制会議の一環で行われたイベントで「FRBが来年に利下げに転じるとの予想が金融市場の一部で示されている」とし、「あり得ないとは言いきれないが、インフレの基調的な動きを踏まえると、そのような可能性は極めて低い」と述べた。

その上で「利上げを継続し、インフレ率が2%に戻ると強く確信できるまで据え置く」というシナリオが最も現実的と述べた。