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【新教養】一流は知っている、ワインの新常識

NewsPicks編集部
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    近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授

    ワインの市場を語るときに、ブルゴーニュやボルドーの高級ワインを語るのと、フランスで一般的に飲まれているVdFを語るのでは話を変える必要がある。
    AOCの高級ワインの場合、いいワインを判断する基準は、①テロワール、②作り手、③ヴィンテージだが(ちなみにこの三条件はソムリエ試験には出てこない)、これまで気候は③に集約されてきた。気候条件の変化でワインを作れる地域は北へ移動しても、①は長い年月をかけて判明・証明されるものであり、②はその地域での経験値を積み重ねて体得しているものなので、そんなに簡単に移転可能ではない。また世界的にアメリカワインのように、ヴィンテージをあまり意識しなくても味が変わらない旧大陸に比べると過熟気味のワインでも高く評価される今、ブルゴーニュやボルドーの高級ワインにとっても温暖化はウェルカムと考えることもできる。時季外れの雨や雹さえなければ、温暖化は収量を増やす効果があるから。
    ただ長期的にはピノノワールのような繊細な葡萄品種をブルゴーニュで栽培するのが難しくなるのであれば、葡萄の品種を変えていくということが最も現実的な解になるか。いずれブルゴーニュ産のグルナッシュとかシラーという時代が来るのであれば、それはそれでDRCグルナッシュという新しい地平が開かれるかも。いずれにしろフランスワインの伝統と優位性はそんなに簡単には崩れないと思う。


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    小林製薬株式会社 執行役員CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)

    私は1000種類以上のナチュラルワインを呑んできたノムリエ(笑)なのですが、資格を取るような知識はありませんが、ナチュラルワインは作り手の想いがとても面白いです。少数生産、基本的に無添加、野生酵母で醸造、ナチュラルワインは作り手を知れば知るほどハマっていきます。気候変動がとても影響されやすい変化をしている産業なので、社会課題とも非常に密接だと感じてます。今後はそのような着眼点でもワインを知りたくなりました。


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    みずほFG 執行役、東京大学(駒場) 運営諮問会議委員、日本学術振興会 男女共同参画推進アドバイザー

    「一流」ではありませんが、実家が嘗てワインの醸造を行っていた(譲渡してしまいましたが)ので一言コメントさせていただきます。

    気温の上昇によって葡萄は早くに熟し、糖度も上がってしまいます。生食用の葡萄であれば糖度の上昇は歓迎されますが、ワインの場合はそう単純な話ではありません。発酵によって糖はアルコールに変わりますので、結果的にワインのアルコール度数が上がってしまい、従来のものとは異なるワインになってしまいます。

    冷涼で日照量少な目(だった)ブルゴーニュで作られたピノやシャルドネも、温暖で日差しの強い地域(カリフォルニアなど)のピノやシャルドネと似たものになってしまうでしょう。今のところまだ、気温が高くて葡萄が熟し気味な年はGreat vintageと言われることが多いですが、遠からず「ブルゴーニュらしさ」は失われてしまうのではと思います。


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