「IoT」への誤解。デジタルとモノの融合で目指す“本当”のCXとは?
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取材を担当しました。「なぜ、電通デジタルがIoT?」と思われる方もいるかもしれませんが、お話をおききした岡部さんは、まさにその可能性を今探っている最中。
でも、会話で出てきたように、spotifyが車載スマートプレーヤーの「Car Things」を出したり、Amazonがルンバを買収したりなど、デジタルサービサーは今、IoTに可能性を見出したりする点を見ると、デジタルのCXを求める先にIoTがあることはとても理解できます。
そして電通デジタルは、クライアントの課題を起点に、プロモーションからデジタルサービスだけでなく、ものづくりにまで及ぼうとしており、とても興味がわきました。そして改めて、同社にはいろいろな人材がいるんだなあと実感しています。IoTと聞くと、スマートスピーカーやスマート冷蔵庫といった“スマート家電”が真っ先に思い浮かびますが、そうしたIoTとは一線を画す「新しい体験の提供」を前提としたIoTをひもとく記事になります。
キーワードは、デジタルを生活の中に限りなく溶け込ませながら体験を刷新する「アンビエントな世界」。Brian EnoのThursday AfternoonやMusic For Airportsが大好きな自分としてはアンビエントというワードだけでおっ!?となりましたが、話を聞くほどにその新しいワードと概念に惹き込まれました。
メタバースなどバーチャル世界のウェイトが増すほど、実物を伴ってこそ得られる体験の価値も、逆説的に増していく気がします。
当記事で素敵な木曜午後をお過ごしください。
※ライティングを担当しました。久々に心洗われるような純粋な思いの込められた記事を拝見したように思います。
CXとIoTに対する人や製品開発やや技術に対する思い(愛)が感じられました。寄り添ってやさしく考える、のような思いです。
開発側やサービス提供側の苦労が見えてくるようなものではなくて、消費者や顧客にそんなことすら考えさせないアンビエントなモノ、コトを提供する、すごく大事なことを忘れていたな、と。
CXやIoTといった言葉が廃れていったとしても、その言葉の本質やまわりのモノ、コトなどサービスが生きていればいい。
本質となる使い勝手の悪さがなくて、日常生活も損なわない、緩やかに便利になる、それくらいシンプルなものであっていい。
開発側やサービス提供側も、本質から逸れなければ、あれこれ考えるよりシンプルに「やってみよう! 」でいい。
自分たちの関わる仕事におけるサービスでも、そういったマインドを持とうと思いました。