中国、ネット法規を厳格化 共産党大会前に統制加速
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インターネット空間における言論に対する規制は、2008年の北京夏季五輪前にあからさまに強化され、習近平第1次政権発足(2012年11月)にかけて強化されました。私の理解では、習近平政権だから、党大会前から厳格化されるというのでは必ずしもありません。
過去10数年にわたり、ユーザーが年を追うごとに増えてきたインターネット空間が中国で最も「自由」な言論空間になるにつれて、当局は着実に、段階的に監視や規制の強化を強めてきた、習近平政権下で特にそれが顕著に実践されたとレビューできます。
党大会前にあらゆる言論や行動が制限されるのは毎度のことで、今回に限ったことではありません。所謂「言論封殺」とアリババのような巨大なIT企業への規制強化は、国家安全、政治安全という意味で、その目的は究極的に同様ですが、党による政策の対象としては若干異なる点には留意が必要だと思います。「社会主義の価値観を発揚し、国家の安全を守る」、国民の生活のためよりも一党独裁政治のため、ということですね。もう隠さなくなってきました。益々、中国のテック企業の成長は厳しくなりましたね。