【実録】ライドシェアのCREWが、生まれ変わっていた
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日本でライドシェアサービスが立ち上がらなかったのは、そもそもの規制の壁があったからで、その領域で勝負したスタートアップの挑戦は弾き飛ばされる結果になっています。
しかし、ライドシェアの展開を目指した各社もタダでは転ばず、UberはUber Eatsとして展開していますし、ここで紹介されているAzit社はBtoBのCREW Expressとして再展開を行っています。諦めずに、挑戦を続ける姿勢は素晴らしいです。
また、諸外国ではライドシェア企業が競争することで、UXに優れた輸送手段が増えました。日本も規制が減り、新興テクノロジー企業が新しい価値を展開できるようになると良いなと願っています。2019年末、twitter上でAzit社員の退職ラッシュが話題になりました。その後、NewsPicksでは動画レポートで真相に迫りました。日本版ライドシェアと呼ばれたCREWの実態は白タクに近いものでしたが、国交省に振り回された面もありました。
https://newspicks.com/news/4724420
あれから2年半。コロナを経てAzitは事業をピボットし、「BtoB×モノの移動」で再起を図っています。一度しくじったスタートアップが、二度目でどう戦うか。結果を問われるのはこれからですが、要注目です。「謝礼」というグレーな形でライドシェアを掲げていたCREWですが、一度は容認方向だった国交省も都市部展開に従って態度が変わり更にコロナ、調達規模が縮小し150人→20人というハードシングスの舞台裏
やはり規制モノは隙間をついてもさじ加減でどうにでもなってしまい怖い領域ですね。それと比べるとキックボードはうまく固めていっている気がしますが、歩みがゆっくりであるほど市場が成立すると思った瞬間に大手が参入してくるのは必定
ベンチャーの強みであるスピードと突破力で一気にスケール、というのは規制国家日本では難しい、ということなのかもしれません