【注目】月や火星で暮らすための、人工重力施設はこれだ
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人類が将来、月や火星で暮らすとしたら、どんなところに住むのでしょうか。今回の「ディープな科学」は、そのための施設を考案した鹿島建設の大野琢也さんのロングインタビューをお届けします。世界の宇宙ファンが注目する、ユニークな人工重力施設の仕組みとは——。
てっきり仕事として宇宙建築の設計をされてきたのだと思ったら、そうではなく、週末のプライベートな時間を使って独力で研究されてきたというお話にも引き込まれました。夢と熱意は自ずと人を巻き込み、道を切り開くんですね。そんな大野さんのライフヒストリーにもご注目ください。放物面になるのですね.
地球上で実験してみましょう.グラスか桶に水を入れて勢いよく回転させると,水面の真ん中が凹みます.この水面の形は放物面になっています.水に何かを浮かべておくと,回転しながら斜めの水面を落ちもせず,昇りもせず留まります.
この形のカップを作ってモーターで回しても実験できるでしょう.夏休みの自由研究にどうぞ.
ちなみに,重力が大きい星で暮らすために,重力を減らすためにはどうしたら良いでしょう.
どうでも良い話ですが,「機動戦士ガンダム the origin」の何話だったか忘れましたが,月面にあるアナハイムエレクトロニクス(ガンダム製造会社)の会議室で,重役が並ぶ机の上にコップの入った水を見たときに「おい」とツッコミたくなりましたが,きっと,宇宙世紀の月面には,このような施設が完成しているのでしょうね.そのような描画はないですが.薬や運動で体を維持する研究は今なされています。
ただ、(低重力下で)子供が産まれるとかそこで成長するのは難しいでしょう。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小型の哺乳類を使った実験でも、宇宙での世代交代はうまくいっていません。受精卵自体、重力による方向付けがないとうまく分裂しないようです。
やはり、人類が将来、宇宙で居住するとなると、いずれ世代交代があるだろうと。そこでは必ず、人工重力が必要になるでしょう。
(以上、記事より抜粋)
個人的に目から鱗の記事だった。
そうか、重力環境下でしか生きられないというのは生物としての制約なのだ。
低重力でも生きられる生物のほうが、遠い未来では生き残る可能性が高いかもしれない。そして、微小重力でも生きられる生物に進化?変化?するのは容易なことではない。おそらくとても長い時間をかけて変化していくのだろう。人工重力施設は、少しずつ少ない重力に遺伝子を慣らしていくために必要な技術なのかもしれない。