(ブルームバーグ): 米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは29日、ウクライナの格付けを「CCC+」から「CC」に引き下げた。同国が対外債務返済の繰り延べに同意を求めたため、「外貨建て債務のデフォルト(債務不履行)はほぼ確実だと考える」と説明した。

格付け見通しについては、「ネガティブ」で維持。ウクライナが債務再編計画に向けて動く可能性が高いことを理由に挙げた。

【ウクライナ】パリクラブが債務返済義務を停止、機関投資家も支持

原題:Ukraine Downgraded by S&P as Default Becomes Virtually Certain(抜粋)

 

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