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台風5号は上空の寒気に誘発される形で発生した熱帯低気圧がもととなって発生しましたが、上空に強い風もいっしょについてきてしまったためにせっかく発達した積乱雲がどんどん流されてしまっていて、安定して台風として発達できる状況になっていません。今後も顕著な発達傾向はない見込みですが、台風の進行方向に対して右側では引き続いて積乱雲が発達しやすく気圧の差も大きく風が強い状況が続きそうで、これから進行方向右側にかかる鹿児島県やその離島では注意が必要となるでしょう。

またこの台風とは別に沖縄の南に現在低圧部(熱帯低気圧の卵)が気象庁によって解析されていますが、今後これが熱帯低気圧ないし台風として台風5号の後を追うような進路をたどる可能性が出てきています。立て続けの台風や熱帯低気圧による大雨に対し注意が必要となりそうです。

本州各地については、台風があると周辺にある上空の高気圧が強められる作用により、ちょうど本州上空にある高気圧が強められ、各地で来週前半にかけては夏らしい暑い日々となりそうです。
そしてこの先も沖縄の南では積乱雲の活動が活発な状況が続く見込みで、また熱帯低気圧が発生する可能性もあります。引き続きこの部分の動きには予断を許しません。常に最新の気象情報をご利用ください。