[ベルリン 27日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンのオリバー・カーン最高経営責任者(CEO)は27日、クラブがクリスティアノ・ロナルド獲得を議論の末に見送ったと明らかにした。

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)でプレーする37歳のロナルドは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を求めて移籍を模索していると報じられ、バイエルンも移籍先の候補に挙げられていた。

カーンCEOは独誌スポルト・ビルトに「個人的にはロナルドはこの地球上で最も偉大なサッカー選手の1人だと考えている」とした一方で、「彼に対する評価は高いものの、現在の状況では私たちの哲学に合わないという結論に至った」と説明した。

バイエルンは新シーズンに向け、リーグ戦で7回の得点王に輝いたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがスペイン1部バルセロナへ移籍している。