サル痘拡大 WHOが性交渉相手の制限呼び掛け

サル痘が唾液や精液などを介して感染が広がるかどうかは明らかになっていませんが、「性交渉に関連して」というのは、そうでなくとも性交渉中の接触により感染伝播が起こっているということです。

このため、サル痘は性感染症と分類されているわけではありませんが、一般的な性感染症への対策という意味でも、コンドームを使用していただく、不特定多数との性交渉を避けるなど、性感染症に有効な対策は意義が高いと思います。

なお、すでに感染者数が1000人を超えているニューヨーク市では、サル痘予防の方法として、以下のようなことを提案しています。これが市民に響くとは思いませんが、突っ込んだ内容になっています。

1) あなた、またはあなたのパートナーが体調が悪い場合、特に、新しく予期しない発疹のある場合は、性的な接触や密接な身体的接触を避けてください。医療者と話をするまでは、クラブ、パーティー、集会を避けてください。

2) 体調の悪いときに性交渉をすることを選択した場合は、キスやフェイストゥフェイスの接触を避けてください。 また、すべての発疹を衣服または密封された包帯で覆ってください。

3) セックスやその他の親密な行為の前後に、手、大人のおもちゃ、寝具を洗ってください。

まあ確かに、みんなが特定の一人のパートナーとしかセックスしなければ決して拡散しませんもんね・・・・もちろん理想論ですが。

にしても、こんなことがあると、アメリカの保守系の教会では「同性愛に対する神の天罰だ！」と絶叫する神父が大勢出てくることが容易に想像できて辛いです。。。。。悪いのは同性愛自体では決してない。そこを混同させないような報道の仕方をお願いしたいものです。

男性同士の性交渉による感染が多いみたいですね。感染者も多くは男性ですが、確かにこういった性交渉のルートで感染が広がる場合は、やはり信頼できるパートナー以外の性交渉は控えるべきですね。

【余談】現在修士論文を執筆していて、アンケートに答えてくださると嬉しいです！5分程度で終わります！
https://newcastlebusiness.eu.qualtrics.com/jfe/form/SV_1TFp72RpRZiaVhQ

サル痘の感染拡大で「男性同士で性交渉する人々に感染が集中」していることを受け。WHOが性的パートナーの数を制限する呼びかけをだしました。
記事の最後に書かれていますが、この部分も非常に大切だと思います。
「WHOは、サル痘に対する偏見によって、感染者が治療を受けることを避ける可能性があると警告している。テドロス氏は、偏見と差別は「ウイルスと同じく危険」であり、流行を加速させる可能性があると指摘した。」

昨日の政府の発表
>25日に都内で国内初の感染者が確認されたことを踏まえた。「物理的接触によって感染が起こる」とも指摘した。
→これだと握手しただけで感染しそうなんですが。。。

これもコロナと同様に「正しく恐れる」が大事なんでしょうね。

AIDSも、男性同士の性交渉から始まりました。

結局、感染しやすいかどうかだけの問題で、男女間でも、あるいは性交渉でなくても、感染していくのではないかと思っています。

まだ、詳細はわかりませんが・・・・

性交渉自体や相手の数を制限せよというのではなく、相手と自分のリスクをしっかり確認し合う必要性を呼びかけるべきだ（先ずは「相手のため」を思うことが大事でしょう！）。性交渉自体や相手の数の制限を求めるのはその後の段階だ。偏見も良くないし、無駄な自粛もまた良くない。

世界で感染が拡大しているサル痘について、WHOが、男性同士で性交渉する人々に感染が集中していることを受け、こうした人々に性的パートナーの数を制限するよう呼び掛けているそうです。
男性や、サル痘にかぎらず、感染症の予防には、パートナーの数は少ない方が安心なきがします。

性感染症に指定される気がします。