プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
特定産業業界に深く入り込むシステムを作る上では、このエスノグラフィーという概念は非常に重要だと思います。
以前に別のバーティカルSaaSを取材した際に「よくKintoneなどで代替するシステムをつくれると言われるが、絶対に無理。私たちは業界特有の言語化されていない深いニーズを反映させたシステムをつくっている」と話しており、この細部に宿る仕様こそが差別化のポイントと言えます。
産業廃棄物の業界向けシステムだけではTAM(対象市場規模)が小さいと思われるかも知れませんが、配車におけるデファクトを握れば、稼働状況からわかる与信をベースとした金融事業や、人材・採用などに対し優位性をもって展開が出来ます。
普通の人が注目をしづらい業界であるからこそ、相場の格言「人の行く裏に道あり花の山」が広がっているのかも知れません。ファンファーレ株式会社のCEO近藤です。
産廃業界は社会にとってなくてはならない産業であるにもかかわらず、
認知的なマイノリティーにある産業です。
なので、この記事を契機により多くの方に業界課題を知っていただけると嬉しいです。
採用強化中です。
エンジニア、営業、CSを特に募集しております。
ご興味ある方はmeetyで話しましょう!
UXデザイナーが経営者だとプロダクト開発がどう変わる?
https://meety.net/matches/biOAycNquldO
全然想像できないんですけど、廃棄物業界のDXってどんな感じ?
https://meety.net/matches/qYBfxNZZPsAB地味だけど、なくてはならない産業。その代表例ともいえるのが「ゴミ処理」産業。
戦前のゴミといえば、生ごみやし尿が中心だったが、戦後になると、高度成長にともなう公害など「産業廃棄物」が大きな問題になった。そこで、企業が出したゴミは、企業が責任をもって処理するよう定めた「廃棄物処理法」が1970年に制定された。
中小企業が多く、現場のDXが進まない、慢性的な人手不足で産業の維持が困難など、産廃業は多くの課題を抱えている。
こうした既存産業の課題解決を担うのが、スタートアップの役目でもある。
ファンファーレは産廃業特化のSaaS企業として、独自のAI技術だけでなく、属人的だった“気遣い”までシステムに落とし込み、現場の生産性向上に寄与している。IT業界は特に、創業者の思想や考え方がサービスに強く反映されると感じるが、ファンファーレのサービスも美大卒デザイナーというCEOのバックグラウンドが感じられるのが興味深い。
創業者の近藤氏は学生時代からソーシャルビジネスを手掛け、ビジネスとしてスケールさせる知見を積むため、Creww、リクルートを経て起業。
UXの作り込み、価格設定、ターゲットにすべき市場など、スタートアップが勝ち抜くためのヒントから、故・安倍晋三元首相の知られざるスタートアップ支援まで、産廃業を切り口にお役に立てる情報があれば幸いです。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
Editor’s Choice
この連載について
- 770Picks
- 232Picks