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パンデミックに戦争が重なり、経済が過熱してしまってますから仕方がないでしょう。
人の体に例えるなら、肥満が行き過ぎたので、急激なダイエットを余儀なくされているようなものです。
これでもまだ中立金利レベルなので、本格的な痛み領域に入るのは9月以降の利上げだと思います。
金利を3.4%まで上げるというのが既定路線なので、大きな驚きではないですね。
当然、円安も進みます。

むしろアナリスト達が「緩やかな」リセッションと言い出していることが好材料。

株式市場の大幅な下落を見て、2-3ヶ月前は「リーマン以来」の大規模景気後退という論調も強かったため、加熱した景気を金融政策主導で比較的うまく冷やしている印象です。

ただ、ここでも産業間でかなりインフレや雇用調整にムラと問題が出てきているため、マクロで舵取りしつつ、個別産業のバランスをどう取るかが中間選挙も控える中で注目となります。
何故か市場は、今年の年末までにFF金利を3.4%程度まで引き上げた後、来年は利下げに転じ、年末までに2.7%程度まで60-70bpも利下げをしてくれると織り込んでいる。もちろん、この織り込みは日々変動するのだが、それにしても市場はFRBに対して楽観的過ぎる。インフレに関して、ここまで大きく見通しを外してきたFRBが、景気後退になったくらいで簡単に利下げに転じるとは思えない。せいぜい利上げ回数や利上げ幅の調整であり、利下げの織り込みには違和感がある。今のFRBは、そんなに市場フレンドリーではないと思うのだが・・・
市場はすでに折り込み済みでしょうが、エネルギー価格や食料品価格の高騰はウクライナ情勢によるもの。

この上、金利上昇にさらされる米国民にとって厳しい状況が続きそうです。

ドル高になれば新興国も通貨安に悩まされるでしょうし…。
気になるのはどこまで円安が進むのかです。
そして、米経済に強いる「一段の痛み」が日本経済にはどのような影響を与えるかが心配です。
今週26、27日には連邦公開市場委員会(FOMC)会合が開かれます。
すでに、FOMCは6月会合で1994年以来となる0.75ポイントの大幅利上げを決定しており、今週の会合でも同幅の利上げを決め、今後数カ月の利上げ継続を示唆するとみられています。
“元FRB副議長で現在はプリンストン大学教授のアラン・ブラインダー氏によると、金融政策がインフレに影響を与えるまでには恐らく2-3年という非常に長いタイムラグがある。”

それを踏まえた議論が政権内に必要と思いますが、その余裕がいまあるかどうかが心配です
インフレが止まらないのは、金利の上昇が一時的なものだと思われているから。

変動金利で借りれば、今現在、高金利でも問題なし。将来、住宅など耐久性消費財が、さらに高くなると予想したら、今のうちに購入しておこうと考えるのは自然な流れ。

とても手が出せないという人も出てくるとは思うが、簡単には流れは変わらない。
日本人にとってアメリカの利上げの恩恵は、米ドル預金の金利が上がることくらいですかね。