【新】CEO交代から1年、ジャシー体制で静かに進む大改革
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代表者の交代はベンチャーにとって確実に起こること。
この対応次第で会社はどのような方向にも向かう。
過去にもおかしくなった事例は多数あり、また現在進行形で懸念されている企業もある。
20年後にどうなってるのかは本当に予測できないなぁ。
注目のコメント
確かに書いてある事は事実でしょうが、一方で見方を変えれば誰がCEOであってもそうなるでしょう。
まず第一に、Amazon叩きの論文で名を上げたリナカーンが公取をつかさどるFTCの長官に就任したのが昨年6月、そしてジャシ―のCEO就任はその1カ月後である。当然ロビイングは強力に推し進めねばならないタイミングに就任が重なったという事がある。下手をするとそれもベゾズの退任タイミング意思決定の理由の一つだったのかもしれないとすら邪推も働く。
第二に、オーナー創業者は一般論として腕っぷしが強く、反骨心が起業の動機のようなところが大なり小なりあるもので、規制当局とは本来相容れない、もっと言えば不得意である。対して理屈是々非々で経営を執行する2代目以降のほうがその問題は御しやすいし、それはAppleなど他の企業にも通じるところがあるだろう。
その意味ではジャシ―CEOの固有、個性として論じるには早計だろうと思う。ワシントンポストを持っていたベゾス氏に比べジャシー氏のほうが動きやすいばかりでなく、反トラストはもちろん組合問題、プライベートブランド問題、そして今後力を入れようとする医療業界など政治と切っても切り離せない領域が増えていることが背景にあるでしょう。マイクロソフト、GAFAクラスだけでなく、規制と戦うAirbnbやUberなどでも、CEOが行うかどうかは別にしてロビーイングは非常に重要な要素になっています。
巨大企業が歩み寄ることで政府と企業のあらたな関係性の模索が続いている。日本はまだ自動車産業など製造業を除いて、そこまで巨大な影響力を有している企業が存在せず、腐っても政府。
今は政府の力を借りながら、新産業をインキュベーションしていくフェーズ。関係性の違いが面白いが、その違いを理解して戦略的に産業の競争力を高められれば面白い。後発ならではの、制度面の整備、優遇、国際化への布石。お金をばら撒くだけではなく、そういうビジネスインフラが作れれば面白い。