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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
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まず第一に、Amazon叩きの論文で名を上げたリナカーンが公取をつかさどるFTCの長官に就任したのが昨年6月、そしてジャシ―のCEO就任はその1カ月後である。当然ロビイングは強力に推し進めねばならないタイミングに就任が重なったという事がある。下手をするとそれもベゾズの退任タイミング意思決定の理由の一つだったのかもしれないとすら邪推も働く。
第二に、オーナー創業者は一般論として腕っぷしが強く、反骨心が起業の動機のようなところが大なり小なりあるもので、規制当局とは本来相容れない、もっと言えば不得意である。対して理屈是々非々で経営を執行する2代目以降のほうがその問題は御しやすいし、それはAppleなど他の企業にも通じるところがあるだろう。
その意味ではジャシ―CEOの固有、個性として論じるには早計だろうと思う。
今は政府の力を借りながら、新産業をインキュベーションしていくフェーズ。関係性の違いが面白いが、その違いを理解して戦略的に産業の競争力を高められれば面白い。後発ならではの、制度面の整備、優遇、国際化への布石。お金をばら撒くだけではなく、そういうビジネスインフラが作れれば面白い。
この対応次第で会社はどのような方向にも向かう。
過去にもおかしくなった事例は多数あり、また現在進行形で懸念されている企業もある。
20年後にどうなってるのかは本当に予測できないなぁ。